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2016年06月14日 平成28年第2回定例会(第3号) 名簿
2016年06月14日 平成28年第2回定例会(第3号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2016-06-14
    2016年06月14日 平成28年第2回定例会(第3号) 本文


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    2016年06月14日:平成28年第2回定例会(第3号) 本文 (400発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(中島孝行君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成二十八年六月第二回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(中島孝行君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成二十八年六月十四日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二十一番  │一、三月議会に続いて防災、災害対策につ  │市長    ┃ ┃斉藤文博君 │  いて                 │部課長   ┃
    ┃      │ (1)今回の震災で伊方原発再稼働の不安が  │      ┃ ┃      │  広がった。周辺自治体の議会でも震災  │      ┃ ┃      │  前から再稼働見直しの意見書が出てい  │      ┃ ┃      │  るが、宇佐市はどう考えるか。     │      ┃ ┃      │ (2)三月議会でも質問したが、対策会議の  │      ┃ ┃      │  ネットワークづくりを早急に行うべき  │      ┃ ┃      │  ではないか。             │      ┃ ┃      │ (3)宇佐市が被災した場合ボランティアセ  │      ┃ ┃      │  ンターをどのように考えているのか。  │      ┃ ┃      │ (4)罹災証明はどのような手続きで発行さ  │      ┃ ┃      │  れるのか。また、証明はどのような時  │      ┃ ┃      │  に必要となるのか。          │      ┃ ┃      │二、インフルエンザ予防事業について    │      ┃ ┃      │ (1)過去三年間の不用額とその要因につい  │      ┃ ┃      │  てどう分析しているのか。       │      ┃ ┃      │ (2)助成事業を市内の住民がサービスを受  │      ┃ ┃      │  ける福祉事業所や学校現場で働く教職  │      ┃ ┃      │  員等に事業拡大出来ないか。      │      ┃ ┃      │三、農業問題について           │      ┃ ┃      │ (1)平成三十年度から廃止予定の米の直接  │      ┃ ┃      │  支払交付金は全国的に継続を求める声  │      ┃ ┃      │  が上がっている。宇佐市の農業の現状  │      ┃ ┃      │  を見ても継続が必要と認識している   │      ┃ ┃      │  が、宇佐市の考えと取り組みについて  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (2)法人化出来ない農事組合は解散して認  │      ┃ ┃      │  定農業者の資格で政策に対応している  │      ┃ ┃      │  と聞くが、現状と将来の見通しは。   │      ┃ ┃      │ (3)大豆、WCS、加工用・飼料用・米粉  │      ┃ ┃      │  用米等(休耕作物)の生産が定着して  │      ┃ ┃      │  きているが、過去三年間の実績と推移  │      ┃ ┃      │  は。また、このことを宇佐市はどう評  │      ┃ ┃      │  価しているのか。           │      ┃ ┃      │四、環境政策について           │      ┃ ┃      │ (1)ゴミの不法投棄の現状と対策は。    │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市が抱える公害の種類はどのよう  │      ┃ ┃      │  なものがあるのか。また、現状と対策  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │五、固定資産税について、宅地の上の家屋  │      ┃ ┃      │  を解体してさら地にすると固定資産税  │      ┃ ┃      │  が大幅に上がると聞くが、どのような  │      ┃ ┃      │  計算式で算出するのか。        │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、当番医について            │市長    ┃ ┃大隈尚人君 │  怪我をし当番医に連絡をしたら内科医  │      ┃ ┃      │ なので診察ができないと断られた当番医  │      ┃ ┃      │ としてこのような対応でいいのか、市と  │      ┃ ┃      │ して対策を考えるべきではないか。    │      ┃ ┃      │二、熊本地震の被害状況について      │市長    ┃ ┃      │  大分地震で院内町の南部地域は、震源  │      ┃ ┃      │ 地の由布市湯布院町に近いためか被害が  │      ┃ ┃      │ 出ていると聞く。道路、農業施設、建   │      ┃ ┃      │ 物、墓地等の被害の状況はどうなってい  │      ┃ ┃      │ るのか。また、それらの復旧の見込みは  │      ┃ ┃      │ いつ頃になるのか。           │      ┃ ┃      │三、地震による原発被害の対策について   │市長    ┃ ┃      │  熊本地震が頻発している中央構造線上  │      ┃ ┃      │ に愛媛県の伊方原発がある。伊方に近い  │      ┃ ┃      │ 中央構造線が動けば伊方原発に重大事故  │      ┃ ┃      │ が起こる可能性が高い。その対策を市と  │      ┃ ┃      │ してどのように考えているのか。     │      ┃ ┃      │四、新庁舎の耐震について         │市長    ┃ ┃      │  新庁舎の建設に向け進んでいると思う  │      ┃ ┃      │ が、震度七以上の地震が複数回きても耐  │      ┃ ┃      │ えれる構造となっているのか。      │      ┃ ┃      │五、感震ブレーカーの設置について     │市長    ┃ ┃      │  地震発生時に電力の供給を切断する   │      ┃ ┃      │ 「感震ブレーカー」を設置することで火  │      ┃ ┃      │ 災被害を未然に防止することができる。  │      ┃ ┃      │ この装置の設置費用の助成をすることは  │      ┃ ┃      │ できないか。              │      ┃ ┃      │六、県道二十七号耶馬溪~院内道路改良の  │市長    ┃ ┃      │  要望について             │      ┃ ┃      │  岳切渓谷入口付近の市町村境から中津  │      ┃ ┃      │ 市耶馬溪町岩屋までの約一kmを改良する  │      ┃ ┃      │ ことで、大型バスが通行可能となり新耶  │      ┃ ┃      │ 馬溪と岳切渓谷や宇佐マチュピチュ、石  │      ┃ ┃      │ 橋群が循環できる観光コースができる。  │      ┃ ┃      │ 是非、県に要望して頂きたい。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十番    │一、安保法制が三月二十九日に施行され   │是永市長  ┃ ┃今石靖代さん│  た。現職自衛隊員をはじめ、自衛隊員  │      ┃ ┃      │  を志望する子供の家族や知人が不安に  │      ┃ ┃      │  思っている。市は、自衛隊員の募集に  │      ┃ ┃      │  関する広報掲載や関係会議等への出席  │      ┃ ┃      │  など委任事務を執行しているが、不安  │      ┃ ┃      │  払拭のための方策は何か考えられない  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │二、子どもの医療費の拡充について     │      ┃ ┃      │ (1)子どもの権利条約の立場から、子ども  │      ┃ ┃      │  の医療費無料化について、必要性をど  │      ┃ ┃      │  う考えているのか。          │      ┃ ┃      │ (2)全国では約七割、県下でも八市町が実  │      ┃ ┃      │  施している中学卒業までの通院費の無  │      ┃ ┃      │  料化は急務。三月議会で医師会が反対  │      ┃ ┃      │  していると答弁したが、具体的な理由  │      ┃ ┃      │  は何か、改善策を協議し、前進させる  │      ┃ ┃      │  べきでは。              │      ┃ ┃      │ (3)「無料化には中津市民病院の問題があ  │      ┃ ┃      │  り困難」と答えているが、医療圏の自  │      ┃
    ┃      │  治体六市町で、具体的な対策を協議す  │      ┃ ┃      │  べきでないか。            │      ┃ ┃      │三、JR豊前善光寺駅について       │      ┃ ┃      │ (1)四月に豊前善光寺駅が無人となった。  │      ┃ ┃      │  地域住民や利用者の声はどうか。    │      ┃ ┃      │ (2)より利用者が少ない「今津駅」や、同  │      ┃ ┃      │  規模の「東中津駅」「中山香駅」は、  │      ┃ ┃      │  市が簡易委託を受けて、駅員OBを配  │      ┃ ┃      │  置している。地域づくりや交通拠点の  │      ┃ ┃      │  安心・安全のために、駅員に変わる人  │      ┃ ┃      │  を配置すべきだが。          │      ┃ ┃      │ (3)学生の利用が多いため、自転車が約百  │      ┃ ┃      │  台乱雑にとまっているが、駐輪場の整  │      ┃ ┃      │  備をすべきでないか。教育の点から   │      ┃ ┃      │  も、人の配置が必要ではないか。    │      ┃ ┃      │四、教育環境の整備について        │      ┃ ┃      │ (1)今年度予算化されたエアコン整備が先  │      ┃ ┃      │  送りされる。今年度も異常気象が予想  │      ┃ ┃      │  される中、より有効な方法を考え、早  │      ┃ ┃      │  急な整備をすべきだが。        │      ┃ ┃      │ (2)糸口・横山・高家小など、築三十年の  │      ┃ ┃      │  体育館は、雨もりを繰り返し、材質の  │      ┃ ┃      │  問題で雨天時は声が聞こえないなど、  │      ┃ ┃      │  かなり不都合が生じている。抜本的な  │      ┃ ┃      │  改善を検討し、早急な対応を。     │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃八番    │一、宇佐神宮周辺まちづくりについて    │市長、   ┃ ┃井本裕明君 │ (1)ハード整備が進む中ソフト整備の今後  │担当部課長 ┃ ┃      │  の取り組みは。            │      ┃ ┃      │ (2)百体社より西側に行く道路の拡幅につ  │      ┃ ┃      │  いて。                │      ┃ ┃      │ (3)宇佐こども園へ通園する寄藻川北側の  │      ┃ ┃      │  道路拡幅の現状と今後の取り組みは。  │      ┃ ┃      │二、地震対策について           │      ┃ ┃      │ (1)宇佐神宮へ入る寄藻川に架かる橋の老  │      ┃ ┃      │  朽対策について。           │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市内の老朽した橋の現状と対策   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │三、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレ  │      ┃ ┃      │  ンジ道路について           │      ┃ ┃      │ (1)現状と今後の取り組みについて。    │      ┃ ┃      │ (2)正月の雑踏防止の現状と今後の取り組  │      ┃ ┃      │  みは。                │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(中島孝行君)まず、二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)皆さん、おはようございます。二十一番、斉藤です。  平成二十八年六月第二回宇佐市議会定例会において、通告に従い順次一般質問を行います。  一項目めは、三月議会に続いて防災、災害対策についてです。この質問を三月に取り上げたときに、まさか今回のような熊本地震は予想もされなかった、皆さんそうじゃないでしょうか。  今年、二十八年度で、私の消防団の活動も一応終止符を打つ予定です。四十年間の団員の中で、一番怖いあの揺れの経験、災害の怖さを感じた次第であります。  私が議員就任当初は、先輩が数名いたし、同僚もいたわけですが、今回で私が議員の中では最後の消防団員になるのかなと思っておりましたが、四月の分団長会議の中で、一番の中元議員が新しく新入団員として名前が連ねてあった、私は非常にうれしかったです。  若手の議員の皆さん、消防団に対していろいろ考え方はあるでしょうけども、まず地域を知るためには、私は消防団活動というのは、自分自身は議員の倍の年数を置いていたわけですが、地域を知る一番の手段であります。  今、消防団員の枠も非常にも緩和されて、入りやすい状態になっておりますので、ぜひ一考をしていただきたい。さらに中元議員には分団長になるまでですね、この場で消防団員から見た率直な意見を、何とか発言を期待して、私の項目の中身に入ります。  一点目、今回の震災で伊方原発の再稼働の不安が広がりました。周辺自治体、特に豊後高田、国東の議会も、市長を含めて再稼働の見直しという方向に精を出しています。宇佐市はどう考えるか。  二点目、三月議会でも質問しましたけども、対策会議のネットワークづくりを早急に行うべきではないか。災害が起こればですね、何をするかじゃなくて、何ができるかをまず考えて、身の周りの整理をして、自分ができる、団体ができることを考える、そういったシミュレーションがまだ宇佐市では足りないんだということを三月の再質問で用意してたわけですが、今回震災に期して非常にまた強く感じましたので、御答弁お願いします。  三点目は、宇佐市が被災した場合、ボランティアセンターをどのように考えているのか。今回の震災を見てみると、東北震災、阪神・淡路震災の経験が生かされて、ボランティアの受け付け、地元の自治体の受け付けがかなりスムーズにいってるかなと思います。これは経験からで、やっぱり非常にいいことだと思うので、宇佐市の場合、どういったことを考えているのか、お聞かせを願います。  四点目は、罹災証明はどのような手続で発行されるのか、また証明はどのようなときに必要となるのか。今回の場合、自治体のもとであります市役所が直接被災されて、各証明が不能になったと。住民票とかいう部分はですね、大分県下、姫島を除けば全ての自治体で発行されるという相互の協力はもう完成しているわけですが、罹災証明というのもそういった部分では必要ではないかと私は感じます。ぜひ答弁をよろしくお願いします。  二項目めは、インフルエンザの予防事業についてです。過去、文教福祉の委員会の中でも、私、何度か委員会審議の中で取り上げました。  一点目は、過去三年間の不用額とその要因について、どう分析しているのか。  二点目は、助成事業を、市内の住民がサービスを受ける福祉事業所や、学校現場で働く教職員等に事業拡大できないか。  以上二点です。  三項目めは、農業問題についてです。今年度、平成二十八年度の方向性も示されました。その中で感じたこと。  まず一点目、平成三十年度から廃止予定の米の直接支払い交付金は全国的に継続を求める声が上がっている。宇佐市の農業の現状を見ても、継続が必要と認識しています。宇佐市の考え方について改めて問うものであります。  二点目は、法人化できない農事組合が解散して、認定農業者の資格で政策に対応している特区は、現状と将来の見通しは。過去に個人を集約化して、農事組合の方向性を募って、新たな認定農業者の申請を出すときに、非常に二回目の認定を受けるときに困難を極めていたわけですよね。そのために農事組合があるよという国の方針でありました。  最近ではまた、認定農業者の資格を優先して事業が取り組まれていると。そういったことを繰り返しながら農業は淘汰されていくのかなと私は不安を感じるわけですが、そういった現状について、宇佐市の考え方と取り組みについてお伺いをいたします。  二点目は、法人化できない農事組合を解散して、認定農業者の資格で政策に対応していると聞くが、現状とその将来見通しについてお伺いします。  三点目は、定着しました大豆、WCS、加工用・飼料用・米粉用米などのいわゆる休耕作物の生産が定着してきています。これは非常に私はいいことだと思います。過去三年間の実績と推移は。また、このことを宇佐市はどう評価しているのかお伺いします。  四項目めは、環境政策についてです。ごみの不法投棄の現状と対策をまずお聞きします。  二点目に、宇佐市が抱える公害の種類はどのようなものがあるのか。また、現状と対策についてお伺いします。  五項目め、固定資産税について、宅地の上に家屋を解体して更地にすると固定資産税は大幅に上ると聞きますが、どのような計算式で算出するのかお伺いします。  以上で、初回質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)それでは、斉藤文博議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、防災、災害対策についての一点目、今回の震災で伊方原発再稼働の不安が広がった。宇佐市はどう考えるかについてでありますが、伊方原発の再稼働につきましては、原子力規制委員会の審査を経て、愛媛県及び伊方町が国の考え方、四国電力の取り組み姿勢、地元議会及び住民の意向等を総合的に判断し、再稼働に同意したものと認識しております。  宇佐市は、伊方原発から約八十キロメートル離れ、避難行動計画の策定も義務づけられておりませんので、一義的には地元自治体の判断を尊重すべきものと思われますが、議員御指摘のとおり、周辺自治体から再稼働見直しの意見書が出ているほか、今回の熊本地震で不安が広がったものと認識をいたしております。  このような状況は、地方自治体共通の課題となっていることから、先般開催されました全国市長会において、東京電力福島第一原子力発電所事故の徹底した検証に基づき、いかなる場合においても原子力発電所の安全が確保できるよう、万全の対策を講じることにより、住民の安全確保と不安解消に努めるとともに、新規制基準に基づく適合評価について厳格なる審査のもと、結果をわかりやすく説明すること。また、新規制基準については、不断の改善に必要な科学的知見の整備・蓄積を行い、さらなる高度化を図ることと決議をしたところであります。  今後とも、全国市長会等を通じて、万全の安全対策と情報開示を求めていきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの防災、災害対策についての二、三、四を、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  一項目め、防災、災害対策についての二点目、対策会議のネットワークづくりを早急に行うべきではについてですが、災害対策を迅速かつ円滑に行うためには、関係機関とのネットワークを強固にすることが重要であると認識しています。  地域においては、自主防災活動活性化補助金を活用し、自主防災組織や自治会による防災訓練や防災学習会を実施しています。  今後につきましては、関係機関と情報共有や情報交換のできる体制づくりに努めてまいります。  三点目、宇佐市が被災した場合、ボランティアセンターをどのように考えているのかについてですが、大規模な災害発生時には、市社会福祉協議会が市との協議により、ボランティアセンターを設置する取り決めになっており、その運営の核となる人材育成のための研修・訓練等も計画されています。  四点目、罹災証明はどのような手続で発行されるのか、また証明はどのようなときに必要かについてですが、罹災証明は被災者からの申請を受け付けた後、市税務課が実施する被害認定調査の結果に基づき発行しています。  罹災証明には、主に市税の減免や住宅再建支援金の受給など、法的な支援を受ける際に必要となります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めのインフルエンザ予防事業についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の土居でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、インフルエンザ予防事業についての一点目、過去三年間の不用額とその要因についてですが、現在市では予防接種法に基づき六十五歳以上の高齢者や、六十歳以上で一定の疾患を有する人、また中学生以下の子供を対象に、一回千円の自己負担で接種できるよう費用の一部助成を行っております。  高齢者に対する予防接種は、予防接種法に基づくもので、中学生以下の子供の予防接種は任意の予防接種であり、市の独自事業として費用の一部助成を実施しております。  過去三年間の不用額につきましては、平成二十五年度は二百六万一千円で執行率九四・八%、平成二十六年度は百四十三万九千円で執行率九六・五%、平成二十七年度は百四十万九千円で執行率九七・一%です。  不用額の要因ですが、定期予防接種である高齢者のインフルエンザ予防接種は、個人の発病と重症化予防のための定期予防接種B類疾病に位置づけられ、個人の意思と責任で希望する場合に接種するものであること、また子供の予防接種につきましては任意接種であるためと考えております。  二点目、助成事業を福祉事業所職員や教職員等に事業拡大できないかについてですが、教職員につきましては、既に公立学校共済組合から接種費用の助成があり、福祉事業所につきましては、事業者の福利施策として事業者が全額負担で接種しているところや一部助成を行っているところもあるとお聞きしております。  インフルエンザワクチンは、昨年単価の引き上げが行われ、県下の多くの市町村で自己負担額が高くなりましたが、本市では市民の負担増による接種控えを防ぐため、自己負担千円を維持し実施いたしました。  予防接種費用助成対象の拡大につきましては、国の予防接種制度の改正や県の助成事業の拡充がなされた段階で、他市の状況などを踏まえて考えてまいりたいと思います。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの農業問題についてを、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)おはようございます。経済部長の山本でございます。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えいたします。
     三項目め、農業問題についての一点目、平成三十年度産から廃止予定の米の直接支払い交付金は、全国的に継続を求める声が上がっている。宇佐市の考えと取り組みはについてでございますが、二十七年産の食用米の価格は、歴史的な低米価だった前年産より上向いたものの、依然過去三番目に低い水準であり、二年後の米の直接支払い交付金の廃止は稲作農家にとって大きな影響を及ぼすものと考えます。  市といたしましては、稲作経営の農業所得を向上させていくためには、生産物のブランド化等付加価値の向上に加えて、米の生産コストをより一層削減することが重要であることから、農地集積を加速させて大規模化による生産コストの削減を図っていきたいと考えています。  二点目、法人化できない農事組合は解散して認定農業者の資格で政策に対応していると聞くが、現状と将来の見通しはについてでございますが、認定農業者制度はみずからの創意工夫に基づき、経営の改善を進めようとする意欲ある農業者の計画を市が認定するもので、基本的に年間農業所得四百万程度、年間労働時間が二千時間程度の水準を目指すものであれば、年齢要件等はございません。  平成二十八年五月末現在、六百七十三経営体、うち法人七十七経営体が認定されています。今後は、県や関係機関と連携のもと、集落営農の組織化、集落営農組織の法人化を促すとともに、平成二十四年度から始まりました人・農地プランにおきまして農地集積を進める中心経営体に認定農業者が位置づけられることから、認定農業者制度のさらなる推進を図っていきたいと考えています。  三点目の前段、休耕作物の生産が定着してきているが、過去三年間の実績と推移はについてでございますが、大豆は平成二十五年度、七百十六ヘクタール、二十六年度、七百ヘクタール、二十七年度、七百五十四ヘクタール、WCSは二十五年度、四百六十八ヘクタール、二十六年度、五百五十四ヘクタール、二十七年度、七百二十四ヘクタール、飼料用米は二十五年度、三百三十六ヘクタール、二十六年度、四百七十四ヘクタール、二十七年度、五百五十四ヘクタールとなっています。  後段の、宇佐市はどう評価しているかについてでございますが、WCSと飼料用米がそれぞれ大きく伸びたのは、米価の下落や平成二十六年から米の直接支払い交付金が半額となったことなどから、食用米からの転換が進んできたもので、大豆につきましては市独自の上乗せ助成により伸びているものと考えます。  国は、需要に即した食用米の生産を進めつつ、飼料用米や加工用米といった多様な米の生産振興を図るとともに、小麦、大豆などを固定的な需要がありながら、その多くを海外からの輸入に依存している品目について、作付を拡大していく取り組みを進めていますが、市といたしましても、水事情等から新規需要米と大豆のバランスのとれた作付体系を図っていきたいと考えています。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、四項目めの環境政策についてと、五項目めの固定資産税についてを、市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の田口です。二十一番 斉藤議員の一般質問にお答えします。  四項目め、環境政策についての一点目、ごみの不法投棄の現状と対策はについてですが、市が確認した件数は平成二十六年度が二十件、平成二十七年度は十五件となっており、ほとんどの場合、投棄者が特定できていません。そこで、種類や量が多く処理困難な場合には、県などの事業を活用し、平成二十六年度は十地区で十一トン、平成二十七年度は十一地区で八トンの撤去を行いました。  対策としましては、市報や環境教室等での啓発はもとより、青パトによる不法投棄が多発している山林や海岸地域に重点を置いたパトロールの実施や、地元区長等で構成された廃棄物減量等推進員による不法投棄防止の看板の設置等、さらに監視カメラの貸し出しによる早期発見・発生防止を図っているところです。  今後も、保健所、警察等の関係機関と連携し、不法投棄防止に向けた取り組みを強化してまいりたいと考えています。  二点目、市が抱える公害の種類の現状と対策はについてですが、公害は事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下及び悪臭によって、人の健康または生活環境に係る被害が生ずることを言い、この七つが典型七公害と定義されています。  本市の現状は、事業活動による騒音、悪臭、水質汚濁等に関する苦情が毎年二十件程度寄せられていますが、騒音については田や畑に設置した爆音機の音やライスセンターの操業に伴い発生する音に対する苦情が大部分を占めています。  また、悪臭につきましては、排水路からの異臭や食品工場、堆肥化処理施設からの臭気、農地にまかれた堆肥の臭気に対する苦情等となっています。  さらに、水質汚濁につきましては、事故による燃料等の流出がほとんどです。  公害の苦情を受けた際には、現地を確認して発生源を調査し、原因者に対して発生要因の早期除却に努めるよう指導を行っています。  また、複雑な事案につきましては、関係各課や県保健所等の協力を得て対応に当たっています。  また、市報やホームページ等を活用した啓発などによる公害防止にも努めており、今後ともこれらの対策に取り組んでまいります。  次に、五項目め、家屋を解体して更地にすると固定資産税が大幅に上がると聞くが、どのような計算式かについてですが、宅地の中で住宅が建っている土地を住宅用地、それ以外の工場、事務所、店舗などが建っている土地や何も建っていない更地を非住宅用地と規定されています。  住宅用地の特例として、住宅用地のうち二百平方メートルまでの分は小規模住宅用地として課税標準額の六分の一に、二百平方メートルを超える分は一般住宅用地として課税標準額の三分の一に減額されています。  同様に、都市計画税についても小規模住宅用地は三分の一に、一般住宅用地は三分の二にする減額の特例があります。この特例は、住宅政策上の見地から税負担を特に軽減するため、平成二十八年度の税制改正において導入されました。  住宅を解体して更地にした場合は、住宅用地の特例の減免措置の適用がなくなり、本来の課税標準額に戻りますので、結果的には固定資産税等が上がった形になります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  二十一番 斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)再質問の順番ですが、五項目めの固定資産税についての分を最初にやって、あと時間がある限り一項目めから順次行いたいと思います。  今の答弁を見てみると、もともと宅地として課税されていたものが、住宅や工場、事務所、店舗などが建ったことによって、その部分については二百平方メートルを基準にもともとの土地の固定資産税が減額されたということで理解してよろしいですかね。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)税務課長の荒牧です。質問にお答えします。  宅地の本来の固定資産税ちゅうのは、家が建っているときのほうを宅地の課税標準で税金がかかるんですけど、その上にですね、工場とか店舗とか、そういう以外の、ある一定の規定のですね、住宅が建った場合は減額があるということでご理解していただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)簡単に質問してる。もともと、一反、三百坪の課税額があったとします。そこに、その額に対して建物が建ったことによって建物が建った部分は減額されたので、更地にしたらもとの金額に戻るという、そういう理解でいいんかなということで。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)済いません、おっしゃるとおりです。そういうことです。よろしくお願いします。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)これは、答弁を求めたら通告外の質問になるんですけど。だけん、総務部長ですね、これで固定資産税が上がるちゅうことで、きのう多田羅議員が家屋の解体について質問されて、かなり前向きな答弁と私は受けたんですが、利用できない、もう利用する気もない、貸す気もない、さらにもう、中に入っても住める状態ではないと。  今、危険家屋、今度私は自分が当事者になったのではかったんですけど、危険家屋の場合、外から見ただけで調査するわけですね。で、中が使用できないような状態になってても危険家屋とはみなさないと。そういった家屋を壊そうとしている相続予定者が、壊したいけど固定資産が上がるという。  今の説明ではもとに戻るだけなんだということでもね、今、四日市の中心部では、非常に私が見た限りでは、集中型というか、新しい家が建っているわけですね。ちゅうのがやっぱ、周辺部から都会に住もうとする、で、もともとあった自分が相続するはずの家が残ってる、そのときに崩す財力があるときにはそういった事業にのらなくて、いよいよ廃屋になったときにはもう廃屋を壊す費用も捻出できないという、非常に矛盾したことがあると。  で、周辺部対策を本当に思うのであれば、やっぱり周辺部の住宅を壊して更地にするという、それにまた新しい家屋が建てば、その家屋に対して課税ができるわけですから、市のいろいろな補助金を見てみると、いわゆる十年間のスパンで元が取れれば、その事業が成功すれば、私は家屋の解体に対してですね、もっと真剣に考えて、いずれ廃屋になるわけですから、そういった部分の拡大の政策をですね、今後ぜひ考えていただきたいと。これは、答弁を求めると通告外になりますので。  そういった部分で質問を出しました。今の前半の質問では、もともとの課税に戻るという認識で、これはひとつ、税務課長ね、今回の質問を機に、やっぱそういった市民の感情を、もとに戻るんだと。何か疑問点があれば税務課のほうに相談くださいという、啓発の機会を設けるべきだと思うので、そこを一点、再質問で。 ◯議長(中島孝行君)税務課長。 ◯税務課長(荒牧 巌君)今ですね、そういう軽減とかいう分についてはですね、宇佐市のホームページの中の「固定資産に関するよくある質問」という中でですね、住宅用地の特例についても説明を掲載しておりますし、また税務課にですね、ご連絡、ご相談いただければ、いつでも対応いたします。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)たびたび言うんですが、ホームページちゅうのはパソコンがなければ、スマホがなければ見れないので。私はまだガラ携でパソコンを持ってないんです。うちもパソコンはないんですね。  私が言うのは、そういった方々じゃなくて、広く市民に知らせるための、その努力は認めるわけですよ。だから、全体に周知させるための努力を言ってるわけで、そういった部分について、一度啓発をしてくださいということやから、深く再質問しているわけじゃないので、そういったことをご理解いただきます。  じゃあ、1項目めの再質問に戻ります。  まず、伊方原発の考え方ですが、地元住民というか伊方町の住民が賛成になったというのはわかるわけですが、今回の震災を機に、これ原発の問題があったわけです。賛成する根拠について、私はとやかく言うわけではありませんけど、慎重になる意見のほうから。  私は、地方自治体というのは、いかに住民が安心して安全で暮らせるかを追求するものだと考えています。私たちはそれに対して同調して議会活動をするということであります。  今回の熊本震災でも、鹿児島の川内原発について、安全委員会は安全だと、そやけん、どこを基準に安全だと言ってるのかよくわからないんですが、その辺について、これは総務課長が答えるのかな、どう考えますか、執行部としては。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  原子力規制委員会等の新基準に基づいての判断というふうな認識でおります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)ちょっと、もう一度。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)済みません、原子力規制委員会等が判断して、国、自治体等が判断するんではないかというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)その審査の中身の安全基準という部分が、私はちょっと見えないんですけど。そういった部分についてはつかんでいますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)大変申しわけございません。安全基準のほうはつかんでおりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)これ、市長が答弁したんで、再度市長の答弁は求めませんけど、福島の現状を見てですね、やっぱ、まだ全く回復してないわけですよね。だから、こういったことを見てみると、何が安全か何が安全じゃないのかという部分は不透明なわけですが、もし万が一ですね、想定外の一言で済まされないわけですよね。  仮に、何キロちゅうことを言われましたけど、これ、放射能漏れがもしあればですね、国東、高田、宇佐は離れてても風評被害ちゅうのが漁業でも農業でも出てくるわけですよ。そういった部分で、先ほど市長の答弁では国東、高田と同じ考え方だということで、今回の国東の六月の定例会でも市長は、九電からは説明あったけど四国電力はないと言った部分で。  で、もう一つは、今三市でごみのクリーンセンターに取り組んでますよね。仮にですよ、汚染物が国東にあった場合に、そういったごみの持ち込みなんかも私は影響してくると思うんです。そういった部分では、やっぱ、同じ考え方で接しないと私は悪いんじゃないかなと思うんです。  さらに、そういった風評被害のことを福島の考え方から見ると、風だけ来てるだけでも、もう海に面してるだけでも魚や食料品が売れないという実態があるので、そこらあたりは随分慎重にしていただきたいと。  私の後に、大隈議員がこの問題についてもまたさらに質問しますので、ここらあたりで私は、この問題についてはやめます。  それから、二点目のネットワークですね、危機管理課長。今回、防災士の立ち上げで、課長も私と一緒に立ち上げたわけですが、私の言うネットワークというのは、やはり何ができるかという部分についてはまだ宇佐市は弱い部分があると思うんです。  やっぱ、シミュレーションでなかなか解決する問題じゃないけども、もしですよ、もしちゅうことがシミュレーションだと思うので、そういった具体的なことが必要だと私が特に思ったのは、今回熊本震災のときに消防団、副団長以上のIP無線開局しました。で、安心院の部分で落石があった部分もリアルに私は聞いてるんですよ。そのときに、同じ宇佐市の消防団でありながら無視ですよ。拡大したときに、河東部、河西部の消防団が何ができるかと、そういった部分もシミュレーションをやったことないですね、会議の中で。  そういった部分についてね、やっぱ、あったことによっての勉強会というか、こういったときにこれが拡大したときに今回はどうなるんだと、それが私は対策会議だと思うんです、実際にあったことを。  で、想定されることは、津波は三時間かかるけどもという前提から始まって、そういった部分を今回の震災でかなり強く感じたんですよね。  今度、震度四で済んだけど、仮にこれ、震度もう一上がってたら、私はもうちょっとですね、被害の拡大も当然あっただろうし、考え方も変わっていたと思う。  今後、宇佐市が取り組む姿勢としてですね、どういった部分を、危機管理課だけでは考えられないので含めてですね、そういったネットワークの強化について、ぜひ取り組みをしていただきたいと思うんですが、もう一回答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  議員御指摘のとおり、今回熊本で震度七が二回というような想定外の事態が起こっております。先ほど議員が言われたように、防災士会が今回立ち上がるということで、関係機関、消防団等の、今回の熊本の地震を踏まえてですね、そういった情報共有ができる体制づくりに努めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)では、三点目に移ります。ボランティアセンターの設置については、市の社会福祉協議会が市との協議により設置すると取り決めになっていますけど、そういった部分の具体的な話を今までされたことがありますか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。再質問にお答えします。  先ほど、議員が言われたそういったものは行っておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)ボランティアセンターを設置するに当たって、やっぱ災害、消防、防災士の立場から、いろんな部分の資格だけ持っても役に立たないち言われたらそれまでですが、そういった研修というのは実際どれだけやられてるんですか。今、社会福祉協議会の中で、どれだけ研修をやられていますか。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)福祉課長の松吉です。斉藤議員の再質問にお答えします。  社協のほうに問い合わせたところ、災害時のボランティア研修に関しては、宇佐市ボランティア連絡協議会の中で希望者を募集して、災害時のボランティア養成講座を本年開催する予定というふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)この項目の最後になりますが、実際ボランティアセンターを立ち上げたときには、その責任者というのは誰になりますか。 ◯議長(中島孝行君)福祉課長。 ◯福祉課長(松吉 剛君)再質問にお答えします。  社会福祉協議会の職員だと思うんですが、ボランティアセンター自体ですね、社協のほうがマニュアルに沿って開設するんですが、市の災害対策本部と連絡を密にしないと、ボランティアセンターがうまく運べないと思いますので、そこら辺は密にしてやっていきたいというふうに考えております。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)その辺も、二点目に言ったように、ネットワークの問題とかぶらせて、やっぱりシミュレーションをやってみるべきで、実際ボランティアの受け付けというのは大変なわけですね。今回は、いろいろ周りからの支援があったのでスムーズにいったけども、ボランティアが機能するために、逆に足かせになるちゅうのが過去の例であったので、そこらあたりは十分今からの研修を重ねていっていただきたいと思います。
     四点目に入ります。罹災証明の自治体同士の相互協力というのはできないんですかね。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  自治体と協定を結んでおりますので、そういった協力要請等は行えるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)もとに戻りますけど、仮に大分県であったときに、宇佐市が被災した場合とか、今度は由布が激しかったんですが、由布の罹災証明は宇佐市で発行できると、こういう考え方でよろしいんですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  罹災証明、由布市で起きた場合のを宇佐市でできるかという質問でよろしいですか。その分についてはわかっておりませんが、できないというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)ここは深く追及するところじゃないんですけども、一回目に再質問したときに、協定があるからできるっていう、そこらあたりをもう一回、管理課長じゃなくて、これ総務課になるんかな、市民課になるのかわからんけど。罹災証明は、協定があるから他の自治体も出せるという、この判断でいいかどうか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)質問にお答えします。  先ほど協定があると、人員の応援要請ができるというふうな認識で私のほうは回答いたしました。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今回の場合も、自治体同士の職員間の問題は私も承知してるんですが、実際に事務ですよね、罹災証明がおくれてるから家屋の修理ができないという部分が出てきてるので、そういった証明の発行というのはやっぱりもとの自治体でなければできないということなんですか。罹災証明を発行するのはどこなん。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)各自治体の発行というふうになると思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)今回の宇土市でしたかね、発行ができなかった、そういうのを機会に、今回そういうのを調査・研究していっていただきたいなと、市長、よろしくお願いします。  次に移ります。インフルエンザの件ですが、先ほど答弁では、執行率が九〇%を超えているんですが、対象者について私がちょっとお伺いしたときには、接種率の問題でいけばこれと大きく異なるわけですが、この違いは補正か何かで減額しているんですかね。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課の祥雲と申します。再質問にお答えをいたします。  接種率につきましては、平成二十七年度の高齢者につきましては六〇・六%、それから子供の分につきましては四二・四%というふうになっております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)執行率と接種率が全然パーセンテージが倍ぐらい違うんですけど、ここの部分の金額は補正か何かで減額してたのかなと、そういう質問です。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)当初の部分に関しましては、執行率一〇〇%として見て予算取りをしているわけではありません。前年度の接種率等を参考にしながら、予算組みをしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)対象者一〇〇%と考えていないというこの事業でよろしいと。これでいくと、執行率は非常に近いので、こういった部分ではいいんですが、もともともう接種率から割り出した金額だと、そういうふうに解釈してよろしいですか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)お答えします。そのとおりでございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)二点目に移ります。インフルエンザの予防接種というのは、かからない、うつさない、うつらないという原則があると思うんですが、各事業所というか学校現場の教職員という部分については、現状はどうなっているんですか。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。再質問にお答えいたします。  回答書にもありましたように、教職員にとりましては公立学校の共済組合のほうから正規職員ではありますけれども補助額が出ております。その接種率については、任意ではありますので、先日県に問い合わせたところ、正規職員の一六%が申請をしているというところであります。ですから、接種についてもその程度であろうかというふうには把握しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)その他の福祉介護施設とか、保育士とか病院の看護師とか、そういったあたりは……、行政はあれが違うんかな。介護現場についてはどうですかね。 ◯議長(中島孝行君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(麻生公一君)介護保険課長の麻生でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  介護現場の状況でございますけど、インフルエンザについては、うつさない、インフルエンザにうつらないというのは、事業所などで高齢者の介護を行う上で最も注意を払うべきだと思っております。  で、介護職員等のインフルエンザの予防接種について、全ての事業所について調査・確認したわけではございませんけど、複数のサービス事業所を運営している一部の法人にお聞きしたところによりますと、お聞きした全ての事業所で予防接種については事業所での全額負担あるいは一部助成を行っているというふうな報告をいただいております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)保育所もしかりなんですが、幼稚園とか保育園の状況をつかんでいますかね。 ◯議長(中島孝行君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(川島数志君)学校教育課長の川島です。公立幼稚園につきましては、ほかの職員と同じように一部補助が出ており、うちの公立学校職員ではほぼ全員接種をしているという状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。  市内の保育所それから認定こども園、公立保育園の合計三十三園の職員のインフルエンザの予防接種の状況についてですが、義務づけて行っているのは八園、任意で行っているところが二十五園で、園が費用について補助をしている園は八園と、公立の保育所についても共済組合の補助がございますので、それを含めると十二園、それから職員全員が接種しているという園は九園で、ほかの園はほぼ職員の半数以上は接種しているというような状況でございました。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)高齢者を扱う特に介護現場の部分からでも、市長ですね、やっぱ考えを持って、事業所に、これは接種については個人の任意ですけども、事業の拡大の部分については一考いただきたいなと思います。  三項目め、農業問題についてです。基本的には、米の直接支払いが農政の今の基本であるちゅうことは共通認識ということで、この答弁でよろしいんですかね。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  そのとおりであるというふうに思っております。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)右に行ったり左に行ったり、いろいろ農業政策しますけど、安定的に行うには、一万五千円あった直接支払いが七千五百円になって、宇佐市はその影響額が二億五千万円と。廃止になれば合計五億円ですね。これは、是永市長に最後に私、求めたと思うんですが、五億円ちゅうと、五百万円の年収の企業は百人の従業員がいなくなったのと同じだということで、この部分についてはですね、本当は農業団体から僕は請願書なんか出ればいいのになという部分で。  農業新聞を見てみると、ほかの自治体ではかなり農協が中心になってやってます。そういった呼びかけがもしあればですね、宇佐市も同一歩調をとっていただきたいんですが、経済部長、どうでしょう。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。斉藤議員の再質問にお答えします。  この七千五百円なんですけども、従来から二十五年産で大豆八千円の交付で、昨年は一万円、二千円アップして、食用米からWCS、飼料用米も含めてですね、大分移行は進んでるんじゃないかなということもあります。で、今後の米需要を見ますと、この七千五百円があるかないかというところもあるんですけども、例えば二十七年産で見ますと、宇佐市で割り当てられてる生産目標に対してですね、かなり下回った食用米の生産になってるというところもありますので、そういう需給等の動向も見ながらですね、生産者からそういう要望があればそれを受けとめて伝えていくということはやりたいと思いますが、そうではなくて、やっぱり市として宇佐の土地利用型農業をどうやっていくのかというのも、やっぱりそれがなくてもやっていけるような取り組みも必要ではないかというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)他の作物、大豆を中心に市が独自応援していると。たかが二千円という人もあれば、私はされど二千円だというふうに思っています。ただ、その部分に定着してるのも、やはり基本政策の七千五百円という部分がね、基礎にあるから、いわゆる食用米と他のバランスがとれてると、私はそういうふうに認識してる。  だけん、宇佐市だけで声を上げるといっても、議会もそういう動きもしてないし、農協もそういった要望もしてないので、なかなかここで私が一人声を上げてもですね、ないので、もしそういう流れになったときは同調して、宇佐市の方針を見せてほしいということであります。部長が言われた部分は、非常に私も同じであります。  最後に、認定農業者の分ですが、私が資格を得たときと、さらに再度五年後になるときに、その目標達成率が課題になっていたわけですが、今の認定農業者の認定はかなり緩和されて、農業を頑張る人の意欲を見て、そういったあたりで認定ができるという、こういう判断でよろしいですか。 ◯議長(中島孝行君)農政課長。 ◯農政課長(岸田雅彦君)農政課長の岸田でございます。斉藤議員の再質問にお答えいたします。  認定農業者制度は平成五年から始まったわけですけど、確かに当初、いろんな年齢制限があったりとか、いろんな部分がありましたけど、今現在、宇佐市として認定農業者をやっているのは、意欲あればどなたでもいいというわけではないんですけど、まずは農業をやっていくという意欲があるのかないのかという、そこが一番大事かなというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)最後に余談ですが、私たちみたいに六十を過ぎてですね、認定農業者に申請して五年間やって、所得を倍にしますよとか文書上書いて認定を受けるという人も中にはいます。そういった部分で頑張るという、その意思を大事にするということは、私は非常に好感が持てましたので、農業問題はこれで終わります。  四項目めの、不法投棄の現状と対策について、この罰則規定についてちょっと具体的に教えていただきたいんですが、かなり強化されたという部分があるんですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  ちょっと手元にですね、罰則規定の詳しいものを持っておりませんけれども、罰金を科せられるということで、不法投棄が発見されれば今申し上げたように罰金を科せられるので、かなり不法投棄は少なくなったというふうな認識をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)もう一回。法律が変わってね、罰則規定が強化されたという部分については、これは事実ですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)何年にというそこの詳しいことも、ちょっと私も持ち合わせておりませんけれども、罰則規定は厳しくなっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)罰則規定を先に言うと脅しになるわけですけど、そういった規定が強化されましたよという部分もあるし、特に産業廃棄物については、罰則規定が強化されたから不法投棄が少なくなったという部分が報道されたので、そういうことかなという認識でよろしいですね。  次に行きます。特に悪臭について、宇佐市は水田のところに家畜の再処理といいますか、家畜のふん尿あたりを現状まいてると思うんですが、そういった部分はどれだけ市は認識していますか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)生活環境課長の江口でございます。斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  今、御質問いただきました悪臭でございますけれども、昨年の実績で堆肥による悪臭の報告といいますか、苦情は二件ございます。  以上です。
    ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)どういった部分で、場所ともし種類がわかれば聞かせていただきたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)大変申しわけありません。六月と三月の二件あったということで、場所まではちょっと私も把握をしておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)私が聞いてるのは、柳ヶ浦のほうで、要するに家畜の堆肥の部分で悪臭が出て、大きく市民から苦情があったというふうに聞いてるんですが、これは事実ですか。 ◯議長(中島孝行君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(江口誠治君)斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  それはですね、私どもの生活環境課と農政課で指導には行っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)私は、家畜の堆肥は田んぼにまくちゅうとは賛成の立場ですが、こと悪臭に関してはですね、迷惑をかける部分については自分も認識をしてるんですが、市のし尿処理の後も、処理が今一〇〇%還元されてるというふうに聞きました。現状はどうなってるんですかね。 ◯議長(中島孝行君)清掃事業局長。 ◯清掃事業局長兼業務第一課長(津々見昭二君)清掃事業局長の津々見でございます。斉藤議員の再質問にお答えをいたします。  現在ですね、し尿処理場のほうでは、一年間に九百四十トンほどの汚泥が発生しています。このうちですね、平成二十七年度におきましては、水田米用に三百六十トン、約一反に三トン入れますので十二町分を散布をしています。  そのほか、麦につきましても、四百四十トンほど散布をしています。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)斉藤文博君。 ◯二十一番(斉藤文博君)私たちが小さいときから考えれば、人間も含めて排泄物を畑や水田に返すというその臭気についてはお互いの合意があったからですけども、生活様式の変化でですね、そういった部分が公害としてみなされるということも時代の変化でありますので、そこらあたりは担当課が十分注意をして、苦情に素早く対応していただくことを求めまして、一般質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で、斉藤文博議員の一般質問を終結いたします。  ここで、市民生活部長から発言の申し出がありますので許可します。  市民生活部長 田口憲明君。 ◯市民生活部長兼市民課長(田口憲明君)市民生活部長の田口です。議長のお許しを得ましたので、訂正とおわびを申し上げます。  先ほどの斉藤議員の答弁の中で、五項目めの固定資産税の中の住宅特例の導入時期を、平成二十八年度の税制改正と申し上げましたが、正しくは昭和四十八年度の税制改正でございます。訂正しておわびを申し上げます。どうも済みませんでした。 ◯議長(中島孝行君)次に、十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。十四番、大隈尚人でございます。  まず、今議会については、地震のことが各議員さんからいろいろ質問されていると思うんですが、まず、熊本・大分で地震に遭われた、そしてまた、お亡くなりになった方に心からお悔やみ申し上げます。そして、また、被害に遭われた方の一刻も早くの復興を心から願っているものであります。  それともう一点ですね、北海道で教育の一環ということで、七歳の大和君、たまたま自分の息子も「ヤマト」というんですが、ものすごくこの大和君のことが気になりましてですね、向こうは「大和」ち書くんですが、私は「日本」ち書くんですが、子どもは。まあ、それはいいんですが、実は、教育、それが本当のしつけかなというふうでですね、でもその子供が一週間後に見つかったと。本当に安堵した、今の教育、しつけ、いろんなものでですね、我々子を持つ親として、本当に正しいのかな、いいのかなと、もう一遍本当に原点に返るような時代が来ているような気がします。  あんまりいいこと言うと、言いたいことを忘れますので、この辺で本題に入ります。  それでは、六項目について質問させていただきます。  まず一点目は、当番医についてであります。けがをし、当番医に連絡をしたら、内科なので診察はできない、こういうことを言われたということです。このことについて、市はどう思いますかという質問であります。  二点目は、熊本地震の被害状況についてであります。実は大分地震、特に院内町の南部地区なんですが、これは安心院もそうなんでしょうが、震源地に近い由布市湯布院町に近いというためか、そういうことで南部地区に道路とか農業の施設、建物、墓地等の被害が出ているということを聞いてるんですが、これらのことについて復興の見込みがあるのか、いつごろになるのかの質問であります。  三点目は、地震による原発の被害対策についてでありますが、熊本地震が頻発している中、中央構造線上に愛媛県の伊方原発がある。伊方に近い中央構造線が動けば伊方原発に大きな事故が起きる可能性がある。このことについて、市はどのように考えるかを質問したいと思います。  四点目は、新庁舎の耐震についてであります。新庁舎の建設に向かって進んでいると思うが、震度七はまだないんですが、もし七以上のものが来た場合ですね、複数来た場合、それに耐えれるような耐震を考えているのかという質問であります。  五点目は、地震に関しての質問なんですが、感震ブレーカーの設置についてであります。地震発生時に、電力の供給を切断する感震ブレーカーを設置することについて、火災を防ぐ感震ブレーカーというのがあるということなんですが、このことについて市はどのように考えているかということであります。  六点目は、県道二十七号線耶馬渓院内線の道路改良の要望についてでありますが、岳切渓谷入り口付近の市町村堺から、中津耶馬渓町岩屋まで約一キロ間を改良することで、大型バスの通行が可能となり、深耶馬渓と岳切、宇佐のマチュピチュ、石橋群が循環できるコースができると思うんですが、このことについてぜひ県に要望していただきたいという質問であります。  以上、六点について質問いたします。簡潔な答弁を願います。 ◯議長(中島孝行君)それでは、大隈尚人議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、地震による原発被害の対策についてでありますが、本市は伊方原発から約八十キロメートル離れておりますので、避難行動計画の策定義務はありませんが、宇佐市地域防災計画の中に放射性物質対策を設け、原発事故が発生した場合には市災害対策本部を設置し、県や関係機関と連携をして、放射性降下物のモニタリング等を行い、必要に応じて住民へ周知することといたしております。  また、伊方原発に重大事故が発生した場合、県内において被曝を避けるためには、放射性物質を含む雲状のプルームへの対策が最も重要で、プルーム通過中に建物内にいる屋内退避が最も効果的であると言われておりますので、屋内退避等の防護活動についても住民に対し周知することといたしております。  なお、先般開催されました全国市長会において、「関係地方公共団体が策定する地域防災計画及び避難計画については、その実効性を高めるため、都市自治体だけでは解決が困難な課題について、国、県等が連携して支援をすること、さらに原子力防災対策の拡充強化に伴う財源を確実に措置し、速やかな事業実施に配慮すること」と決議をしたところでありまして、今後とも全国市長会等を通じて必要な対策を訴えてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの当番医についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。十四番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、当番医について。けがをし、当番医に連絡をしたら内科医なので診察ができないと断られた。当番医としてこのような対応でいいのか、市として対策を考えるべきではについてでございますが、本市では四十六の医療機関により宇佐市医師会が構成されており、診療科目の多くが内科となっております。  在宅当番医制については、これら医療機関による輪番制で、一回につき三カ所の医療機関が在宅当番医として休日、祝日の診療を実施しております。  当番医の指定方法等について医師会に確認したところ、市内では外科が少なく内科が多いため、内科を中心とした組み合わせにならざるを得ないということでした。加えて、複数の診療科目を有する病院についても、患者が必要とする診療科目に該当する医師を休日に必ず勤務させることは医師不足により難しく、議員御指摘の在宅当番医として複数の診療科目の医師を常時配置することは、現状では非常に困難であるとのことです。  今後、在宅当番医制における診療内容の充実を図るため、医師の確保や運用等について、市としてどのような対応ができるのか、しっかりと協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの熊本地震の被害状況についてを、院内支所長 安部真知子さん。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(安部真知子さん)お疲れさまです。院内支所長の安部でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えします。  二項目め、熊本地震について、院内町南部地域の被害状況及び復旧の見込みはについてですが、今回の地震による被害は、道路被害、給水障害、農地・農業施設被害、住家被害などが発生いたしました。  道路被害につきましては、五路線で落石や崩落の被害がありました。再度崩落の危険性がある市道上恵良西椎屋線については、現在通行どめとしております。七月一日には復旧工事を完了し、通行どめ解除の予定となっております。その他の路線につきましては、七月中旬には全ての復旧工事が完了予定となっております。  給水障害につきましては、小規模給水施設で水の濁りが発生し、四地区、三十五世帯に影響があり、災害用ミネラルウオーターの配布を行いましたが、数日後には解消され復旧しております。  農地・農業施設被害につきましては、農地二件、水路一件の計三件が災害復旧事業の対象となっております。復旧の時期につきましては、国庫補助災害の農地一件は災害査定後の復旧になりますが、市単独災害の農地一件、水路一件につきましては随時申請を受け付け、交付決定後の復旧になります。  その他の被害は、住家被害の罹災証明申請が三件、瓦や石垣の崩落等の被害が報告をされております。  また、墓地の被害につきましては、墓石の倒壊等があったことは認識をしております。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、四項目めの新庁舎の耐震についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えします。  四項目め、新庁舎の耐震について、震度七以上の地震が複数回来ても耐えれる構造になっているかについてですが、本年二月に庁舎整備検討市民委員会より庁舎に関する提言書をいただき、その内容を尊重した宇佐市庁舎建設基本構想・基本計画案を作成し、広く市民の意見を募るパブリックコメントを実施した上で策定したところです。  基本計画の中で、基準となる耐震安全性を確保するために、新庁舎は官庁施設の総合耐震計画基準と建築構造設計基準の定めるところにより、耐震安全性の分類上最も強固な計画としています。  また、新庁舎の構造は、耐震性能を十分確保するため、免震構造や制振構造など、それぞれの特性を十分検討し、より安全性の高い構造形式を選択していくこととしています。  以上の計画内容を実施計画に盛り込み、震度七以上の地震が複数回発生しても耐えれる安心・安全な庁舎を建設したいと考えています。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、五項目めの感震ブレーカーの設置についてを、消防長 奥 秀則君。 ◯消防長(奥 秀則君)皆さん、おはようございます。消防長の奥でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、感震ブレーカーの設置費用の助成をすることはできないかについてですが、関心ブレーカーとは地震発生時に一定以上の揺れを感知した場合に、自動的に電気を遮断するものであります。  近年の大規模地震発生時においては、電気機器などからの火災が多く見られるようになり、この感震ブレーカーを各家庭が設置し、出火を防止することで、他の住宅等への延焼も防ぐこととなり、被害を軽減することができます。  国が策定した感震ブレーカーの普及に向けた取り組み状況の報告書では、住生活基本計画(全国計画)に定める地震時等に著しく危険な密集市街地においては、感震ブレーカー等の緊急的・重点的な普及促進が図られることが必要であり、当該地域外においても普及を進めることが重要であると報告されています。  感震ブレーカーの設置は、緊急的・重点的な普及促進が必要な地域である地震時等に著しく危険な密集市街地では設置を勧告事項と位置づけ、延焼のおそれのある密集市街地を含むその他の地域では設置を推奨事項と位置づけられています。  本市は、設置を推奨事項とした地域に該当しますので、まずは普及促進に力を入れていき、助成については他市の状況等を調査・研究していきたいと考えております。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、六項目めの県道二十七号耶馬渓院内線の道路改良についてを、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田でございます。十四番 大隈議員の一般質問にお答えします。  六項目め、県道二十七号耶馬渓院内道路改良の県への要望についてですが、議員御指摘の県道耶馬渓院内線は、宇佐市境から中津市側へ一キロメートルの間が狭くなっております。  現在、本市では、宇佐のマチュピチュ展望所の整備や岳切渓谷キャンプ場の整備に取り組んでおります。県道耶馬渓院内線の整備が行われますと、大型バスが通行可能となり、深耶馬渓の観光などと連携が図られますので、道路管理者であります県中津土木事務所に要望してまいりたいと考えています。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)ちょっとですね、自席でちょっと暫時休憩をしたいと、ちょっとお待ちください。カメラの調子が悪いので。                 休憩 午前十一時二十四分               ────────────────                 再開 午前十一時二十七分 ◯議長(中島孝行君)それでは、会議を続行します。  以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)じゃあ、順次、順番どおり再質問させていただきます。  まず、一点目は当番医についてでありますが、実は一つあることは三つ四つあるかなちゅうのが、実は高校生議会の中で、どこの高校かちょっと忘れたんですが、同じ質問をしたと思うんです。ここについてですね、前の三月議会もちょっと病院のことについて質問したつもりなんですが、特にですね、今部長はなかなか難しいちゅう答弁だったんですが、できたら内科と外科の何か組み合わせちゅうんですかね、病院を変えるわけじゃないんだから、当番医は三つだと思うんですが、その意味でね、当番医をちょっとずらしてしてもらうとか、そういう方向性ができればですね。  やっぱ一回見てもらえれば安心ができると思うんです。高校生の質問も、もう月曜日に我慢して行ったと。もし、それが重大なあれになったときは大変だと思うんですよ。  この辺について、ちょっと当番医をずらすとか、そういう方向性でお話ができるかできんか、その辺をちょっと部長でも課長でも結構ですので、答弁を願います。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課の祥雲でございます。再質問にお答えをいたします。  現在、中津市では、内科医二、外科医一という体制で当番医を行っているそうでございます。医師会に、宇佐市でもこのようなことはできないかというふうにお尋ねしたところ、中津市は宇佐市に比べて外科医が多いためできるということであって、宇佐市の現状を考えると今現在では難しいということでございましたが、今後も医師会と当番医の充実については、今後とも協議をしてまいりたいというふうに思っているとこでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)市長ね、やっぱ今の話としたら、難しいけどでけんことはないような気がするもんで、もう少しね、協議をですよ、重ねて、やっぱ市民に安心ということで。また市長、この辺も話してですね、どうぞよろしくお願いします。この件については終わります。  熊本地震について、今、答弁があったんですが、私も院内ということで言うわけじゃないんですが、安心院の筌口議員のところも墓地がかなりかやったとかいうことです。近年にない、熊本もこういうことで大変だと思うんですが、我々宇佐市の院内町もこういう大きな被害が出たということでですね、改めて質問をしたわけなんですが。  実は、ここでちょっと危機管理課長に聞きたいんですが、こういう地震が頻繁にあっても困るんですが、今回の地震は、最初に来たんが普通は本震だろうと思って、あとは余震だろうと思ったら逆というような、そういうニュースも流れたんですが、まず私はこういう地震があったときにね、区長会とかそういう方と、この地震の避難のこととかについてですね、そんな話をしたかせんか、ちょっと答弁願いたいんですが。
    ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  そういった区長会等を通じて、話等はしておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)課長を責めるわけじゃないんですが、こういうことがいつもあっては困るけど、でも何が一番大切かち、やっぱ生命・財産です、命だと思うんですよ。  そういう意味でですね、やっぱ共有をしてですね、こういうときはこういう逃げ方をする、こういうとこへ避難するとかですね、そういうことをね、やっぱすぐでも話をすべきだと思うんですよ。  これ、もう部長も課長もそうだと思うんですよ。やっぱ共有してですね、いつもあるわけじゃないんだから、やっぱそんな事件があったときは、区長さんとかいろんな地域の方と話をする、これが私は行政の大切さだと思うんですが。  ちょっと質問と中身が違う、地震のことなんですが、地震があってですね、問い合わせがあったのに、確かに備蓄はしてるちゅうことを市民はほとんど知らないんですね。そのときに、支所にもある、支所って安心院・院内の支所、本庁にもあると。じゃあ、どういう備蓄を用意しちょんのかということですね。  こういう地震があった場合ですね、そういう安心が必要だと。ニュースで聞くと、やっぱ飲み物がない、食べ物がないということなんですが。備蓄についてですね、当然その確認はしたですか、今ある分がどうなってるかとか、そういう確認はしたですか。答弁を。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  現在、備蓄がある分については確認はしております。先ほど言われた広報等につきましても、また区長会を通じてそういった連携を持つ会議等を行って、報告をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)実は、私に問い合わせがあったときですね、ちゃんとしてますよと、安心院支所にありますよということで、そうなんですかと。だから、もう少し市民の方もね、そんな辺については。ただ行政に頼るだけじゃなく、やっぱ自主防衛が必要だということで。そら、わかりましたというて、きつく、激し言いましたから。  それでですね、もう一点はですね、何が一番困るのかと、特に安心院・院内の中山間のことを申しわけないんですが、孤立なんですよね。そのときに対応をですね、どう考えるかということですね。その孤立のことについてどういう論議をしちょんのか、ちょっとその辺を。もしできてなかったなら、できてないでいいんですが、今後やるちゅうことで、ちょっとその辺を論議したか、ちょっと答弁願います。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  先ほど言われた山間部での孤立とかいう事案になれば、県、国、自衛隊等の協力、応援要請を受けてですね、対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)いや、課長ね、孤立がどの辺に起きるかとかいう想定ですね。これはもう想定しても想定外になるちゅうことはわかるんですが、でもどの辺が孤立するかちゅうのは、地形的に見たら大体わかると思うんですよ。特に、一番院内の白岩のところの山はすごく大きな石があるんですよ。上から見たら大変らしいんですよ。絶対あれはいくでしょう。そしたら白岩の方はどこに行くかといったら、当然院内だから院内のほうに行くちゅうのが、普通考えたらそうでしょうね。でも、そうなると、絶対宇佐市に行かな。でも、橋が落ちたりすると大変なことになるんですよ。  こういう想定外の話もですね、ちゃんと危機管理の中に入れてですね。責めてるわけじゃないんですが、もししてなければそういうことも考えながら。やっぱ、熊本がなったときに、孤立してどうにもならんと。で、自衛隊さんが行ってやっとで出ていって、山を越えていったら元気であったとか、この辺なんですが。  こういうことですね、やっぱ孤立とか水問題、区長さんと協議するとか、こういうことをね、しっかりやるべきだと思うんですよ。こういう事件があったときこそ、地域の力を出しながらやるべきだと思うんですが。  実は、ここの新聞に、地域力が問われるち、これ、熊本に救助犬を連れていった、国東の人なんです、坂本さんという方なんですが、この人が感じたのが、地域のきずなこそ大切、だけん日ごろからやっぱ、要はこのときにですね、熊本の被災を見たときに、この人も東北に行っておるらしい、死人は熊本のほうが多いんじゃなかろうかちゅう直感したんですね。でも、なぜ死人が少なかったかち、ここに書いてるんですよ。地域の方と助け合いをやってるんですよ。これが一番命を救ったとここに出てるんですよ。大分合同に載っとる、朝日にも載ってるんですけどね。  そういう意味でですね、地域の力こそ。だから、日ごろから区長さんとかと連携をとるということですね。こういうところだから、すぐ復興はできるでしょうというふうな最後の文章なんですが。  大事なことだと思うんですよ。課長、部長、市長もそうです、副市長もそうだと思う、そういうことがあったときにね。じゃあ、大隈行ったかち、私もちょっと壊けたところに行ってみました。やっぱそういうね、行ってみるという、見るだけでも市民は違うんですよ。これを教訓にですね、やっぱしっかりやっていくようにですね、新聞記事をちょっと見たんですが、そうだったんだなというようなあれなんですが、そういうことです。  しっかりまた、中で共有しながら、いろんな意味で話をしていただきたいなと思います。  特に、この墓地の話は、なかなかまだ把握できてないちゅう話なんですが、もう一点は話が前後するんですが、ちょうど農繁期だったんですね。だから、これ行政が水路の分についてはいち早く支所の担当課が行ってですね、水を通してくれた。これも一つの感謝を私に言った人がいます。  そうなんですよね、やっぱ行ってみて対応する、大きなものはちょっとまた後回しで、いろんな意味の予算づけをせなならん。まあ、行ってみるということですね。  そういうことで、しっかりこのことを教訓にしながら、お互いに市長以下、職員全員、また議会も、そんなことを思うんです、やっぱり現地にですね。  で、もう一点がですね、地震があってすぐ、市長と井上課長が、防災パトロールか何かで大きく大分合同新聞に出とったですね。ああいうのを見てる人がやっぱ多いんですね。対応がよかったという。タイミングがよかったかそれは別な問題だと思うんです。やっぱそうなんです。行ってあげると行ってみるちゅうのは違うと思うんです。行ってあげるちゅうことは大変だということで、これはお褒めのことをいただいたちゅうことで、ご披露しときます。とりあえず、何回も一緒のことなんですが、現地に行く、話をするということで、どうぞよろしくお願いします。もうこの件について答弁は結構です。  三点目なんですが、斉藤議員も同じことを上げたんですが、私も新聞報道を見て、南海トラフとかいろんな意味で、四国で今の状況からいくと大変危ないと。私が質問した中にですね、今の伊方原発に中央構造線、これが今の熊本イコール大分を経由していけば、当然愛媛県の伊方、この辺にね、絶対とは言えれんけども、もう絶対が近いでしょうちゅうぐらい地震学者はそういう話をしているようにあるんですが、ここでちょっと質問したいんですが、大分県が一回、伊方原発が爆発した場合、大分県が受け入れるちゅうことで避難訓練をしたということがあるんですが、したんですか、してなかったか、その辺をちょっと答弁願いたいんですが。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  大分県と大分市が行ったと。あとは県南のほうも何市か行ったというふうに聞いております。宇佐市のほうでは行っておりません。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)当然、原発事故が起きるちゅう想定でですね、なぜあえてこう言うかというとですね、特に九州電力の恩恵をこうむってる大分県の我々は、だったら諦めはでけるのですけど、四国電力ですね、我々に全く関係ないじゃないですか。そこがもし爆発して大分県が受け入れるちゅう、この辺にちょっと矛盾点があるんですが、ここにですね、新聞報道のことを言って申しわけないんですが、「事故を受ければ被害だけ、何も利益がないのが大分県」という書き方。ここに住民の有志たちが立ち上がってですね、住民提訴、大きな意味を持って今から提訴すると。伊方原発せんでくれと。こういう記事が今、今度の熊本・大分地震でこんなにみんなが警戒をしだしたと。その中に、先ほど市長も、大体感じているのはわかるんですけど、市長かていろんな意味で、宇佐だけが当然出ていくわけにはいかんのです。でも、伊方原発なんですね。  今、国の方針とか、今はどげな基準をしよるのかなちゅうて、ほんと疑問を持つと思うんです。でも、こんな地震が起きたときぐらい川内原発も伊方原発もとめるというならまあまあわかるんですけどね。そのような配慮もない、そのままやって、じゃあどれを基準に見ているのかなちゅうことで、大変な私は憤りを感じてるんですが。  今、中国から出てきたとは限定はできないんですが、黄砂ですね。当然中国から来て、大分県、宇佐市にも黄砂は来ますよ。愛媛県の伊方だったら、当然私は風の向きで違うと思うんですよ。そのときに、大分県は今言ったように、九州電力のものならしようがないと思うんですが、四国電力は我々には全く関係ない、その大分県が被害を受ければ、いろんな意味で。  当然、地震が起きて、大分県に船か何かで来れるわけがないじゃないですか。大分県がどげなるか、わからんとやけん、大体。これをですね、とめん、それを国の方針だけでやるちゅうのは、この住民提訴が私は大きく意味してくると思うんです。それはなぜそう言うかと、当然宇佐市も被害はあり得るからということが前提にあるから私は言うんです。  絶対ないかち、でも今のような熊本・大分の地震があったと。当然構造線があれば当然来るちゅうのも予想されると。じゃあ、熊本はなぜなかったか、それは結局、熊本には起きんじゃろうちゅう前提があったからなんです。その中で、やっぱ起きた。しかも今言った余震と本震が全然普通どおりとは違うようなやり方で。こういうことがあってですね、これは想定外があると思うんですよ。  だから、私は、この伊方原発については、行政を上げて、市長、立場がなかなか難しいところもあるんですが、国の言うことも聞かなならん、県の言うことも聞かなならん、いろんな意味でですね。これはお互いの市長同士がですね、しっかりですね、生命・財産を守るのは当然市長の責任もあると私は思うんですが、この伊方原発の今の地震の関係からいったときに、私は大変なことになると思うんですが、その見解をもう一遍ちょっと、誰でも結構ですので答弁を願いたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  先ほど言われた中央構造断層帯ですかね、あれが通って南海トラフ等その断層による地震等が発生すれば、重大苛酷事故が起こるんではないかというふうに私的にも認識はしております。そういった重大事故が起こった場合に、宇佐市もプルームといいますか、放射性物質が降る可能性はあるというふうな認識は持っております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)議長、ちょっと個人的に指名していいですか。今の件について、どう考えちょるか。いいですか。 ◯議長(中島孝行君)十四番 いや、指名しても、答弁させるのは私の権限ですから。 ◯十四番(大隈尚人君)そやけん、私が指名してもだめですか。まあちょっと、考え方を聞きたいと。まあ課長だけに聞いたから、ほかの課長、部長はどう考えるかちゅうこと。 ◯議長(中島孝行君)じゃあ、どうぞ。 ◯十四番(大隈尚人君)ありがとうございます。  部長、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)総務部長。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。大隈議員の再質問にお答えをいたします。  確かに、議員言われるように、中央構造断層帯ですか、この部分が伊方原発の数キロ先に通っているということで、我々としても非常にこの部分は本当に大丈夫かということは危惧するとこでありますし、万が一そういったことで伊方原発がいかれるようなことがあれば、被害を当然こうむるんだろうなというふうには考えております。  ただ、そういった中で、原子力規制委員会とかそういう発表がなされてますけど、それが具体的に本当に大丈夫なのかというのは、本当に我々としても専門家でありませんけど、不安を持ってるという状況ではあります。  国それから地元の愛媛県等々の動き、しっかり注視しながら、対応も考えていくべきだというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)議長、配慮、ありがとうございます。部長、大変指名して申しわけなかったんですが、いろんな考え方もあると思うんですが、私はやっぱ同じ考えだと思うんですよ。言うか言わんかだと思うんです。しっかりこの件については、迷惑をこうむるんやなくて、やっぱ市民、財産を守る、部長もそういう権限があると思うです。しっかりこの部分でですね、こげえして提訴があればそれなりの署名も出てくるでしょう。そのときは協力できればしていただきたいということで、この件については終わります。  庁舎の耐震についてですが、これも当然地震関係の話になると思うんです。私もこの庁舎検討委員会の中に入らせていただいた。そのときにまだまだ今の地震が来てなかったからですね、当然その話は出てきたと思うんですが、あのときは建てかえということのほうが優先してですね、その中身については後で論議するということなんですが、私はここにですね、部長、答弁には庁舎建築基準、当然そうでしょうが、でも九州と東北の地震の耐震補強の仕方ちゅうのは、当然東北のほうが八ぐらいでうちちゅうか、大分県、九州は七ぐらいちゅうことで、もう想定が違うんですね。  でも、それが七近く来たちゅうことは、もうこれ想定外が来るちゅう予想なんですね。だから、当然建てかえる、もう熊本の宇土市なんかはもう庁舎がもう全然使われなかったということで大変で、本部が持てないような状態になると思うんです。  特に私は、今回建てかえについてですね、絶対ちゅう保障はないとしても、七以上、八はあり得んかもわからん、でも来る前提があるということを。せっかく建てるんですから。その意味でですね、答弁にはちゃんと書いているんですが、その辺をですね、もう一度ですね、答弁願いたいんですが。 ◯議長(中島孝行君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(久保 啓君)契約管財課長の久保でございます。十四番 大隈議員の再質問にお答えします。  現在の本庁舎におかれましては、耐震基準を満たしていないことが改めて判明をし、早急な対策が求められております。宇佐市庁舎建設基本構想・基本計画に基づき、庁舎建設をより加速する必要があり、一日でも早い庁舎建設を目標に進めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)一日も早く進めるのはわかるんですが、今、基準がですね、七程度の形という答弁だと思うんですが、これをですね、それ以上の耐震補強ができるか、そういうところをまず耐震をですね、しっかり検討できるような内容をですね、もう少し勉強してですね、建てかえするならそこまで。  基準は確かにあると思うんですが、それ以上に、今の基準法のいろんな仕方とか、いろんな専門家もおると思うんですよ。この辺にしっかり相談をしてですね、七以上で耐えるか、基準を超えたぐらいの基準でできるか。そのとき予算云々は変わると思うんですが、そのことについて、もう少し中身についてね、課長、答弁があったら答弁願いたいんですが。 ◯議長(中島孝行君)契約管財課長。 ◯契約管財課長(久保 啓君)再質問にお答えいたします。  官庁施設では、対象とする施設の部位と分類に応じて、国土交通省により耐震安全性の目標が定められております。構造体につきましては一類、建築非構造部材につきましてはA類、建築設備につきましては甲類とし、耐震安全性を確保するもっとも強固な庁舎建設とします。  また、構造形式につきましては、先ほど部長答弁でもありましたが、免震構造、耐震構造、制振構造と三種類の構造がありますが、建物の構造、規模、地盤の状況により向き不向きがありますが、それぞれの特性を十分調査し、研究し、より安全性の高い構造形式を今後プロポーザルの設計提案の中で決定していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)とりあえず、もう絶対七以上来ても、八以上来てもいいというぐらいな耐震補強をですね、やっていただきたいということで、どうぞよろしくお願いします。  次にですね、これもまた地震関連なんですが、特にイノシシ、鹿を言うときは調子がいいんですが、何か違うこと言うと調子が悪いんですが、乗れんのですが、これはですね、先ほど答弁が消防長からあったんですが、これは静岡県の藤枝市というのが助成をしてですね、いち早く取り入れたという形で載ってるんですが、私は熊本とか東北でも見てるんですが、火災がやっぱ起きるんですね。  この感震ブレーカー、本当読んで関心するようなブレーカーだと思うんですが、これをですね、いち早くですね、消防長、いち早くね、宇佐市がやるという気概でですね、やっていただきたいんですが。これについては当然、いろんな意味で火災が防止できれば、私はこれは物すごく市民の財産も守るし、いろんな意味で消防が違う方向で行けると思うんですよ。この辺について、意気込みをちょっと聞かせていただきたいんですが。 ◯議長(中島孝行君)消防本部予防課長。 ◯消防本部次長兼予防課長兼警防課長(麻生英彦君)消防本部予防課長の麻生でございます。大隈議員の再質問にお答えいたします。  先般ですね、総務省の消防庁からもですね、この大規模地震等における電気を起因とする出火の発生を抑制するためには、火災予防運動等の機会を通じ、感震ブレーカー等の普及や、自宅から避難する際にブレーカーを落として避難するよう啓発をしてくださいというような情報提供が来ております。  当消防本部といたしましても、大規模地震等の通電火災による延焼火災を減少させる、これ、有益なですね、防災グッズとして認識しております。  まずは、先ほども消防長が答弁で申しましたとおり、国のほうといたしましても緊急的または重点的に設置を促す地域ではなく、推奨地域として宇佐市はなっております。  それを踏まえまして、まずは市民の皆様にこのような防災グッズ、まだ知られておりませんので、また販売もこの辺ではまだされておりません。そういう防災グッズがあるということを、春や秋の火災予防運動時や消防訓練時、また防災講話等で情報提供していきたいと考えております。  いずれにいたしましても、この感震ブレーカー等の設置をするやしないにかかわらず、地震発生後に自宅から避難する際には、火の元の確認とあわせまして、ブレーカーを落として避難するよう啓発を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)この感震ブレーカー等自体の名前が、議員さんの中にも、議員さんはすごい人が多いから知ってるとは思うんですが、あまりまだ周知とか、そげなんがされてないちゅうことで、この周知もですね、しっかりしながらですね、ただそれだけじゃない、今言う、出ていくときは電源切れと、そんな余裕があればいい、ないからこういうことを考えよるのじゃから、課長が言われるように切る余裕があれば、地震が来てもすぐ後の余震のときは余裕があるち言いや、そうなんですが、そんな余裕がない場合がこれがいいんじゃないかちゅうて、今。切ることが目的での話がありよるから、このことはないんですが。まず周知をしっかりしてですね。  今、推奨事項と勧告事項か、それで、密集とちょっと離れて、特に宇佐市と安心院院内じゃそれは使われんちゅうような理屈じゃないとは思うんですが、そういうやり方で今答弁もあったんですが。この意味でですね、もとを切ることが一番いいことなんで、それができない場合ということで。  まず、ここをですね、課長ね、何か広報なり、今さっき言われたインターネットに流されると私も斉藤議員と同じなんですが、インターネットもしきらんし、スマホもようわからんのですが、そういう意味でちゃんとしたこういうのがあるとか、こういう仕方でこういう助成をしますということで、このことについてしっかり周知徹底をしていただきたいんですが。  ここで財政課長にお願いしたいんですが、当然、助成は静岡県の藤枝市がするということなんですが、この辺について予算措置的な考えは、今、感震ブレーカーちゅうこと自体、初めて聞いたと思うんですが、その予算取りのところ辺について、どうでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。大隈議員の再質問にお答えをいたします。  済みません、急に振られてですね、ちょっと答弁に困るんですが、今後ですね、この器具につきましては、各市町村の動きもあろうかと思います。で、どういった支援がいいのか、補助制度がまた出てくるのかという部分がありますので、県、国の状況を見ながらですね、しっかり対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。
    ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)課長ね、県、国がやる前に独自でやってくれちゅうのが私のお願いの質問なんですが、絶対私は悪くないと思うんですよ。だから、いいことをね、大隈が言ったきやれじゃなくして、地震関係がいろいろあったから、それをいち早く感じてやるちゅうことです。県、国がやるきやるじゃ遅いと思うんですよ。当然、これは国が何か少し出したような形はあるんですが。特に、大分県の中で宇佐市が一番じゃったということで、しっかりこの辺はですね、また予算のこともありますけどが、やるんならいち早くやっていただきたいということで、要望的にして、この項については終わります。  最後に、岳切渓谷がリニューアルオープンをする、そしてまたマチュピチュができるということで、大型車両が来ることについて、ものすごく、大型バスなんですが、これが来ることによってはこれ、当然院内町がよくなるだけじゃない、これは宇佐市にも当然効果があると思うんですよ。  そこでですね、ここはもう大分県の、特にここは宇佐市の土地とかいろんな幹線になれば、そらあ部長なりがやりますということは言えると思うんですが、これはもう中津管内の中身だと思うんですが、このことについて何かこう、少しお願いをしたときには、事前に場所を見ていただくということを言っていただいたんですが、見ていただいたということなんですが、現地を見て、本当に大型、ちょっと一キロ広くすれば大型バスは離合できるような、私はそれはできるような気がするんですが、構造上とか、何上とかいろんな難しい点はあると思うんですが、その辺で何か僕はできない理由があるか、何かがわかっちょれば少しだけでも話していただければ結構ですが。もうわからんならわからんで結構ですので。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。大隈議員の再質問にお答えします。  議員おっしゃるとおり、宇佐市管内までにつきましては二車線化ができております。で、それからいわゆる耶馬渓、中津事務所管内につきましては、五メーターあるかないかぐらいで一車線で、二車線化ができておりません。  で、その部分につきましてですが、確かにその部分が二車線化になれば大型の通行が可能になり、行き来がスムーズにできるようになると思います。  ただ、なぜ二車線化できてないかということにつきましては、考えられるのはあそこが名所耶馬の指定を受けている箇所になるので、そこ辺がですね、地形がなかなかあたりにくい部分になっているんじゃないかと思います。  ただ、せっかくやっぱり二車線化する側の、今言ったようにいろんな面でよくなりますので、中津土木事務所には要望していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)十四番 大隈尚人君。 ◯十四番(大隈尚人君)今、国定の流れがあるから難しいのがあるということなんで、もうこれはもうお願いをする以外はないと思いますので、答弁は結構なんですが、しっかり部長と一緒に行ってですね、お願いをしていただきたいということで、どうぞよろしくお願いします。  特にこの件については、なぜこれ言うかというと、今マチュピチュということで新たな宇佐市を発掘した流れということで、当然市長も落成式に、議長も来ていただいたんですが、違う面ができればやっぱアピールをする。来てもらうことが一番だと思うんです。  そして、課長が答弁したように、ちょっと中津管内の問題になるもんで、そこが開通すれば大型が来れるようになるとなればですね、当然また岳切もリニューアルオープンすると。設備投資をする以上はそれなりの効果があって、初めてやってよかったなということになるんですが、その辺もまた市長からも、また県土木に言える部分がありましたら、中津の土木に言える部分がありましたら、この分について要望していただきたいということで、これはもう要望以外に課長、ないもんで、どうぞよろしくお願いします。  十五分も残してですね、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(中島孝行君)以上で、大隈尚人議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため、暫時休憩をいたします。なお再開は十三時ちょうどといたします。                 休憩 午前十一時五十九分               ────────────────                 再開 午後一時〇〇分 ◯議長(中島孝行君)まず、会議を続行する前に、皆さんにお知らせをいたします。  冷房装置が故障しておりまして、先ほどから温度計を眺めながら見ておりましたが、二十八度を超えておりますので、皆さん方が熱中症を発しては大変でございますので、特例措置として上着をとることを今回に限り許可します。そのかわり、退室と入室の際には、必ず上着は着用して入ってください。神聖な議場でございますので、その辺のところを御理解いただきたいと思います。上着をとることを許可します。とってください。  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)皆さん、お疲れさまです。十番 日本共産党の今石靖代です。  四項目について一般質問いたします。  一項目めは、安保法制が三月二十九日に施行されました。現職自衛隊を初め、自衛隊員を志望する子供の家族や知人が不安に思っています。市は、自衛隊員の募集に関する広報掲載や関係会議等への出席など、委任事務を執行していますが、不安払拭のための方策は何か考えられないか、是永市長のお考えを伺います。  二項目めは、子供の医療費の拡充についてです。  一点目は、子どもの権利条約の立場から子供の医療費無料化について、市長はこの必要性をどう考えているのか。  二点目は、全国では約七割、県下でも旧市町が実施している中学卒業までの通院費の無料化は急務です。三月議会で医師会が反対していると答弁したが、具体的な理由は何か、改善策を協議し、前進させるべきでは。  三点目は、無料化には中津市民病院の問題があり困難と答えていますが、医療圏の自治体七市町で、具体的な対策を協議すべきでないか。  三項目めは、JR豊前善光寺駅について。  一点目は、四月に豊前善光寺駅が無人となった。地域住民や利用者の声はどうか。  二点目は、より利用者が少ない今津駅や、同規模の東中津駅、中山香駅は市が簡易委託を受けて駅員OBを配置している。地域づくりや交通拠点の安心・安全のために、駅員にかわる人を配置すべきだが。  三点目は、学生の利用が多いため、自転車が約百台乱雑にとまっているが、駐輪場の整備をすべきでないか。教育の観点からも、人の配置が必要ではないか。  四項目めは、教育環境の整備について。  一点目は、今年度予算化されたエアコン整理が先送りされます。今年度も異常気象が予想される中、より有利な方法を考え、早急な整備をすべきだが。  二点目は、糸口・横山・高家小など、築三十年の体育館は雨漏りを繰り返し、材質の問題で雨天時は声が聞こえないなど、かなり不都合が生じている。抜本的な改善を検討し、早急な対応を。  以上、四項目、市民にわかりやすく、誠実な答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)それでは、今石靖代議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十番 今石議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、安保法制が施行された。不安払拭のための方策は何か考えられないかについてでありますが、自衛官の募集に関する事務は、自衛隊法施行令第百十九条の規定に基づき、法定受託事務として執行していますが、自衛官の任務等に関することは、国の専管事項であるためお答えすることは控えさせていただきます。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの、子供の医療費の拡充についてを、福祉保健部長 土居秀徳君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(土居秀徳君)福祉保健部長の土居です。十番 今石議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供の医療費の拡充についての一点目、子どもの権利条約の立場から、子供の医療費無料化について必要性をどう考えているのかについてでございますが、子供医療費の助成は子供の健やかな成長と保護者の経済的な負担を軽減する重要な施策と考えております。  二点目、中学卒業までの通院費の無料化は急務、三月議会で医師会が反対していると答弁したが、具体的な理由は何か、改善策を協議し、前進させるべきではについてですが、宇佐市地域保健委員会の母子保健対策小委員会において、子ども医療費助成事業の対象拡大の検討を続けております。  その中で、今でも診療や予防接種等で大変な業務量であるところに、対象を拡大することで、安易な医療受診につながり、小児科医の疲弊が危惧されております。  また、夜間救急に関しても、中津市民病院に担っていただいており、大変助かっている状況の中、この医療体制が崩壊することも大変危惧しております。  この対応策として、平成二十八年度より安易な受診の増加による小児科医の負担を軽減することを目的に、流行が懸念される病気や乳幼児期の事故・けがなどの予防と、適切な医療機関の受診方法について、普及・啓発を強化してまいります。  また、小児科医療体制を守るため、近隣市や医師会等と協議を重ねながら、財源の確保とともに医療機関の負担を増やさない制度設計が重要と考えておりますので、今後も引き続き協議してまいります。  三点目、中津市民病院の問題を医療圏の自治体で協議すべきではについてでございますが、中津市民病院は、地域における医療確保を適切に行うため、医師会、市民病院医師、保健所及び定住自立圏の七つの市町の担当課長をメンバーとした地域医療支援病院審議会を設置し、救急医療の提供等について審議しています。  以前から、本審議会において、小児救急センターの夜間の受診が多く、医師の疲弊が昼間の診療へも影響を及ぼしているという意見が出され、患者の受診モラルを啓発することや、今後、各自治体で小児医療助成の拡大を図る場合は、中津市民病院や中津市地域医療対策課に事前協議していただきたいという要望が本市にも出されております。  このように、小児医療体制の維持が厳しくなる中、昨年十二月から昼間の外来診療を維持するために、平日の受診は地域医療機関からの紹介状を持参するという体制に変更されております。  医師の確保対策や、地域医療体制の維持が最重要課題であり、子ども医療費の無料化は現状のままでは難しいと考えていますので、昨年十二月からの体制改善の結果等を検証しながら、医療体制の充実等について今後も本審議会で協議してまいります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目めの、JR豊前善光寺駅についてを、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野です。十番 今石議員の一般質問にお答えします。  三項目め、JR豊前善光寺駅についての一点目、豊前善光寺駅が無人となった。地域住民や利用者の声はについてと、二点目、駅員にかわる人を配置すべきについては、関連がありますので一括してお答えします。  JR豊前善光寺駅の無人化につきましては、駅周辺地域の区長を中心とした豊前善光寺駅及び周辺整備検討委員会を設置し、JR九州へ駅員配置及び防犯対策等について要望を行いましたが、JR九州からは職員を配置する体制を維持していくことは困難であるとの回答を受けました。  回答を受けて検討委員会では、無人化はやむなしとし、利用者の安全確保並びに駅周辺の長期的な防犯対策に向けて、JR九州と意見交換を行い、JR九州による防犯灯及び防犯カメラ設置等の整備が行われたところです。  また、JR九州が市に、乗車券類の発売等を委託し駅員を配置する簡易委託につきましては、委託者である市が人件費を負担することとなりますので、今後検討委員会で御意見をいただきながら、慎重に協議をしてまいります。  三点目、駐輪場の整備をすべきではについてですが、今後も検討委員会で協議するとともに、駐輪場を所有しているJR九州や管理している中津駅、また学校や警察といった関係団体と連携して、駐輪環境の改善に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、四項目めの教育環境の整備についてを、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。十番 今石議員の一般質問にお答えします。  四項目め、教育関係の整備についての一点目、今年度予算化されたエアコン整理が先送りされる。より有効な方法を考え早急な整備をすべきだがについてですが、学校施設については機能的な学校教育施設環境を確保するとともに、充実した教育活動を展開できる快適に学べる教育環境の実現を目指し、第三次宇佐市立学校教育施設整備計画において、今後の学校施設設備に関する基本的な方針を策定しているところであります。  その中で、エアコンの整備については、重点事業として、平成二十八年度から平成三十年度の三年間で全小中学校に学校施設環境改善交付金を活用して整備を図る計画となっております。  この整備計画にのっとり、今年度の当初予算に計上し、国へ学校施設環境改善交付金の申請を行っていたところですが、先般不採択との内示がありました。この事業につきましては、交付金を活用した事業前提のため、現状では議員御指摘のとおり先送りせざるを得ない状況となっております。また、交付金を活用せず事業実施する方法も模索しましたが、財政的に厳しい状況下では困難であると考えています。  しかしながら、今年度中に国が補正を行うと聞いていますので、改めて国に対して予算要求をしてまいります。  二点目、糸口・横山・高家小など、築三十年の体育館はかなり不都合を生じている。抜本的な改善を検討し、早急な対応をについてですが、学校施設については一点目で御説明しましたように、第三次宇佐市立学校教育施設整備計画において、今後の学校施設・設備に関する基本的な方針を策定しているところであります。  議員御指摘の体育館の屋根の老朽化対策については、先般策定されました宇佐市公共施設等総合管理計画に基づき、中長期的な視点で学校施設に対する各種要望、施設規模、及びメンテナンスコスト等の現状を踏まえ、長寿命化等の調査・研究に取り組んでいきたいと考えております。  なお、雨漏り等の緊急を要する場合には、抜本的な対策には至りませんが、随時修繕等で対応しているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十番 今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)十番 今石です。二項目めから再質問いたします。最後に一項目めというふうに変えたいと思いますのでお願いします。  まず、子供の医療費の拡充についてです。  六月三日に厚生労働省が発表いたしましたが、昨年四月一日の時点で全国の実施状況を公表いたしました。通院費も中学卒業まで無料化しているのは、全国自治体の七二%、高校卒業までの自治体は六十八自治体増えて、約一五%の自治体が無料化をしているという、そういう発表でした。去年、一年前のデータですので、その後も大分県では竹田市が中学卒業まで拡大をしましたし、全国では地方創生の総合戦略の中で、無料化に取り組む自治体が増えましたので、この実施率、さらに多くの自治体で無料化が進んでいるというふうに考えられます。  子どもの権利条約の第三条に、子供に最高の幸せを一番に考えなければならない、子供を守るためにできる限りの努力をしなければならないとうたわれています。十八歳未満の子供が安全で健康に育つために、社会全体で最大の努力を求めています。  是永市長になり一定の前進をしたことは評価できますが、全国で大きく進んでいる中で、宇佐市がこの六年間全く前進していない点を指摘しなければなりません。改めて、是永市長の子供の医療費助成制度に対するお考えをお聞きいたします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)子育て支援課長の松木でございます。再質問にお答えをいたします。  子供の医療費の助成については、議員のおっしゃるとおり、子供の健やかな成長のため、それから保護者の経済的負担軽減のためには重要な施策だというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)日本小児科学会と日本小児保健協会、日本小児科医会は、小児保健を推進させるために十年前からプロジェクトチームをつくって、平成二十年に答申をまとめています。その中で、子供たちが必要な医療を十分にかつ安心して受けられるべきとして、小児診療報酬点数設定の改善、小児科医確保、病院小児科の減少歯どめのために、小児医療不採算の改善、三つ目に小児医療費全額給付など、医師会も小児科医も医療費無料化が全国の方針です。  このことを御存じですか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)具体的にはちょっと済みません、認識はしておりませんが、いろんな研究の中には、医療費の助成がそのまま子供の健康に準ずるというか、なるというふうには言えないというような文献も出ているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)医師会も小児科医も医療費無料化が全国の方針だということですね。宇佐市にとっても、本当に子供に最善の幸せをということで、医療費無料化を重要な課題というふうにしてきたわけですけれども、目標が同じなので本当にどうすればいいのか一緒に考えて、一つずつ課題を解決して、子どもの権利条約の立場からも前進させていくというのが子供たちの幸福、市民の福祉増進を目指す市長の役割だというふうに考えます。  先週の金曜日に、中津市民病院を視察いたしました。医療課長と小児会医の部長が対応してくださり、一時間半ぐらいお話を伺ってまいりました。  去年は本当に大変だったようで、小児科医が五人しかいなくて、日中の診察と小児救急センターの対応をするので、日中に続いて夜勤の当直をして、翌朝からの診察と連続三十二時間勤務が月に七日間もあって、もう過労死ラインを超えるような労働をせざるを得なかったと言われていました。  今年度からは、小児科医が八人、そのうち副委員長が一人ですが、通常の病院並みの勤務体制に改善をして、理想は九人いるといいが、今のところ問題なく業務ができているという状況でした。  無料化拡大についてもお聞きをして、小児部長さんは、まあ何とかなるだろうというお話で、大変な状況は改善されたということが確認できました。
     本当に中津市民病院の体制というのは重要なので、ほぼ改善されたということは本当にありがたいことがなんですけれども、このような状況をつかんでおられますか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課の祥雲です。お答えをいたします。  地域医療支援病院審議会というものが、中津市民病院が事務局で、各定住自立圏の七つの市町村の担当課長であるとか医師会とか保健所等がメンバーで行っている審議会がございます。昨年の二十八年の二月にも審議会が行われているようでございますけども、その中ではそのような御発言等は特になかったというふうに思っております。非常にその中では、夜の診療が非常に多いと、その辺で存続が危惧されるという話はお伺いをしているようでございますが、今後安心して安全な診療ができるという話は、そのときにはまだございませんでした。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)今年度のお話なので、また確認ができるのではないかと思います。  市内の小児科医の状況についても調べてみました。市内には二カ所の小児科がありますが、一カ所の病院の事務所長のお話を聞くことができました。医者の確保について、六年前の一人から現在三人になっていると。ローテーションを組めているので、体制としては十分になったと。また、少子化で患者数が減ったということもあり、受け入れ体制は十分あるということです。  その病院の看護師をたまたま知っているんですけれども、少子化やパナソニックの撤退の影響もあるのか、最近は子供の診療が減って、かなり暇な時間が増えていると心配をされていました。  市内のこのような状況についてはつかんでおられますか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  回答のほうにありました地域保健委員会の母子保健対策小委員会のほうに、そちらのほうの先生も出席をしていただいております。  その先生や、議員さんが言われた事務長さんからもですね、こちらのほうはとても業務が忙しくて、市が行っております母子保健事業の中の予防接種や乳幼児健診ですね、そのほうにも出てくるというか、御協力いただくのも大変だというようなお話でこちらのほうはお伺いをしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)いろんな観点から意見を言われるのかなというふうに思いますけれども、子供の医療費無料化についても、とても前向きなお考えのようだったので、また協議をしていただきたいというふうに思います。  二十四万医療圏域内の福岡県四市町が全て去年の四月から通院費も原則無料となりました。無料になると医師が疲弊するという意見を、たびたびこの議会でも答弁の中で聞くので、ちょっと調査をしましたけれども、前年と比べた患者数です。  去年二十七年と、その前の二十六年を比べていますが、八月では八人増えましたが、十一月では五十一人減っています。夜間外来は、八月は三十二人増えていますが、十一月は四十八人減っています。総合的に増えたというようなことにはなっていないということですので、このことも確認をして、協議もしてほしいというふうに思います。  また、昨年九月の二日に、厚労省が開催をしました第一回「子どもの医療制度のあり方に対する検討会」において、小児科医の釜萢日本医師会常任理事が意見をされていますけれども、「群馬県は平成二十年、二十一年、中学を卒業するまで外来・入院の自己負担を無料にしました。現在も、地域の夜間診療の担当をしております。特に、この二十一年前後の患者さんの受診動向などについては臨床として経験をしておりますが、自己負担がなくなったことによって、受動受診が大きく変化したという認識は全く持っておりません。現場で医療に携わっておりますと、コンビニ受診とか不適当な受診があるということでは決してないと認識しております」というふうに述べておりますので、この発言も参考にしてほしいというふうに思いますけれどもいかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  先ほども申しました母子保健対策小委員会を毎年開いておりますが、市内のその二カ所あります小児科医の先生、それから医師会長さんにも出席をいただいております。  その中でも、今の状態でもやはり安易な受診が多くて大変だというような先生からの御意見はお伺いをしております。宇佐市や、この県北に限ってのことなのかもしれませんが、そういうふうなお話を先生からは聞いております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)安易な受診があるとすればですね、あるのかなというふうにも思いますけれども、別の次元の対応が必要なのではないかというふうに思います。  市民病院の小児部長さんも言われていましたが、中津市が小児救急ハンドブックを市民病院に置いていた時期があって、これがとても効果があったと。去年からなくなっているので、これをぜひ増刷をしてほしいというなことを言われておりました。  先生が効果があるというふうに言われているので、すごいと思うんですけれども、宇佐市もつくった経緯があり、ホームページなどでは見れるようになってるようですけれども、やっぱりハンドブックをまた作って、小児科などに置いてですね、そういう啓蒙に努力をするということは一方で大事だなというふうに思います。  また、「♯八〇〇〇」番というんですかね、夜間とか休日など、ほぼ二十四時間の電話対応ができるという、これも若い、すぐに病院に駆け込んでしまう方々にとってですね、安心につながるサービスですので、これらの周知をすべきだというふうに思いますけれども、どうですか。 ◯議長(中島孝行君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  議員さんのおっしゃったとおり、小児救急ハンドブックと、こういうものなんですけど、以前何年か前にはつくりました。それを今年四月にもう一度つくり直しをしまして、本年度また四月からですね、お子さんが生まれた方々に配布をしています。で、もう生まれているお子さん方には、この中から抜粋したチラシをつくりまして、母子保健事業の中でとか、子育て教室や乳児健診だとか訪問だとか、いろんな機会あるごとに保護者の方にお配りしたり、保健師によるミニ講話等をしまして、受診モラルの向上といいますか、のほうの普及啓発に努めているところでございます。  それから、「♯八〇〇〇」番の大分こども救急相談といいますが、それについても保健師によるいろんな場所での周知をしておりますし、子育て支援サイトであります「うさここ」にも救急ハンドブックと一緒にそちらのほうにも載せて周知をしているところでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)さすがだなというふうに思います。これからも頑張ってください。  もう一つ、小児科のお話の中で、市民病院に来る福岡の子供は無料になっているので、例えば高価になる新薬とかですね、値段の高い成長ホルモンなどが自由に使えるけれども、経済的に厳しい場合はこの治療法を避けたりすることもあるというようなことも言われていまして、子供の医療は、どの子にも必要な治療ができるように、同じ病院で診ていてできるものとできないものがあるというのは、医者にとってもとてもつらいものがあり、こういうことは改善をしてほしいというふうに言われていました。  やっぱり、どの子にも必要な治療ができる、そういう行政サービスを行わないといけないなというふうに強く思ったものです。  国や県に向けても、今までも言ってまいりましたが、医療費の無料化を国や県の制度として進めること、そして三月二十二日には、「子どもの医療制度のあり方に関する検討会」の議論の取りまとめが出ておりますが、この中で多くの委員の皆様が、国保に対する医療費助成制度の拡充による減免措置をなくすことを意見をしています。このペナルティーの廃止をですね、宇佐市としてもさらに国に強く求めてほしいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)健康課長。 ◯健康課長(祥雲弘一君)健康課の祥雲です。お答えいたします。  先ほど議員さんが言われたように、検討会の中でもペナルティーの廃止についての議論は行われているということは聞いております。今後とも、私どもにとりましても、国保会計にとりましても、ペナルティーがなくなるということは非常にありがたいことでございますので、今後ともそのように向けて頑張っていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)子供の医療費無料化は、市民はもちろん医師会も小児科医も求めている切実な願いです。子どもの権利条約の立場から、市長の責任として一歩ずつ前進させることを強く求めまして、次の質問に移ります。  JR豊前善光寺駅についてです。善光寺駅は、これまで朝六時から夕方七時まで駅員が駐在をして、駅舎や駐車場、駐輪場など駅周辺を管理をし、駅を利用する市民のきめ細かなニーズにも応えてきました。  それが突然、今年の四月から無人になり、毎朝掃除をして水をまく人も、危険なものがないか見回る人も、一人一人におはようと声をかける人もいなくなり、やはり人がいなくなって声がしないということは、火が消えたように寂しくなったと感じています。  去年の八月二十六日に、JR九州は市長に対して、駅員が駐在しなくなることと同時に、簡易委託契約のお願いをしています。三月議会でも議論をさせていただきましたが、そのJR九州からの文書の中にもありますが、具体的には駅員OB等の配置を宇佐市がかわって行い、平成二十六年度で試算をしたら百七十一万二千円の手数料が入るので、これを経費にし委託を受けてほしいというような、具体的なそういう内容も含めて依頼があっています。駅員OBを駐在させることについて、市長はどのようにお考えなのか、御見解を伺います。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)企画財政課長の江口でございます。十番 今石議員の再質問にお答えをいたします。  まず冒頭で、無人化になった、声がしなくなったということがありましたんですが、特に無人化になってですね、近隣の区長さんとお話したんですけど、無人化になって急に寂しくなったという声はない。防犯灯、防犯カメラの設置で、逆に明るくなったと。防犯対策が強化されたと。  さらに、早朝の声かけ運動もやっていると。で、また、夕方九時までの玄関の外灯の点灯運動も始めよういうことで、逆に地域が盛り上がってきたというふうな区長さんからの御意見を聞いております。  本題の、今後どうしていくのか、駅員配置どうなのかというお話でございますが、まず当課ではどのような駅の環境整備が必要なのかということを豊前善光寺駅及び周辺整備検討委員会という委員会を含めてですね、駅の利用者、近隣の自治会、さらに交通事業者などの合意形成が一番必要じゃないかということで議論をしてまいりました。  で、中長期な方針といたしまして、人員配置、無人化やむなしいうことで、防犯対策、治安対策、安心・安全対策というのをどう講じていくかということで、根本的な解決に向けた方策を議論してきたところでございます。  で、最終的には、駐車場の整備であったりとか、防犯カメラが三基、防犯灯が四基というふうな要望に対して、全面的にJRが協力してくれたという結果になっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)それは、市長が簡易委託契約も受けることなく、無人化やむなしというふうに人の配置については必要がないというふうにお考えということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)先ほども答弁いたしましたように、市独自で判断するということよりも、本委員会で交通事業者等を含めた上で合意形成を図ってきたという状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)検討会の中に私も所属をさせていただいておりますが、四回の検討会がございましたけれども、駅員の配置をどうするのか、委託契約をすべきかどうかという議論は一度もなかったというふうに記憶しておりますが、それを協議の場できちんと議論をしたんでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  議員さん、多分四回か、委員会を開催いたしましたけど、その中ではしっかり議論をいたしました。で、欠席された場面もあったと思うんですが、そのときだと思います。しっかり議論はしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)私は欠席したことがないし、提起をしたら次の議題でというふうに言われたことはありますけれども、それ以来まだ会がないのでそのままになっているような状況です。というのが事実だというふうに思いますけれども、担当課長も出席をされて、そういう提起をきちんとしたこと、意向を聞くというのであれば、問いかけをしてどんな意向なのかということを聞いたということであれば、どういう御意見が出て、どんなまとめ方になったのか、教えてください。質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  あくまでもですね、市といたしましては、当委員会はその区長会長を筆頭とする委員長で構成されてる委員会でございますので、市としてはオブザーバーという立場で出席をしております。  で、そこでは当然、JRの幹部の方等々来てですね、本当に根本的に解決するにはどういった形がいいのかと、そういった物すごく細かい話を積み上げましてですね、今回今日まで至ったということで、近々のうちにですね、また当委員会を開催して、最終的な議論をしていこうというふうな計画もございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)課長、聞いていることには今答弁がなかったと思うんですけれども、駅員を配置をすること、市と簡易委託契約をJRが結んで、その手数料なども入るという内容があると。  私は人の配置がとても市民サービスには有効だと思うので、何度も言ってるわけなんですけれども、例えば電話の問い合わせも今までどおりできるようになるし、早割や定期券を買うサービスもできますし、障害者や高齢者、学生への本当に日常の働きかけ、困ったときに手が出せますし、手数料の収入の提案もあるので、経費的には努力をすれば予算も少なくて済むという内容もあります。で、雇用の場としても増えるわけですから、今シルバー人材センターが当時要望をしているという内容もありましたので、今のそのような状況だというふうに思います。  なおですね、近隣市の三駅は全てこの契約を受けて、やっぱり人を配置をして、温かい駅舎を守ってるという事実もあるので、やっぱりこのことは検討会がせっかくあるので、住民が頑張って駅舎を活性化しようという努力をすごくされてるというのもわかるけど、やっぱりボランティアに頼るんではなくて、そこに人がいるっていうのはとても大事なことなので、そのことの提案をね、ぜひ。  まあ、市がしないといけないことなので、住民からなかなか言いにくいという内容があると思うんですよね。やっぱりいろんな整備のお願いもしているし、予算もかかるし、要望していいのかどうなのか、言い出せないところもあるのではないかというふうに思うので、やっぱり市の立場でこういう方法もあるけれども、皆さんどうでしょうかという提案をぜひしていただきたいというふうに思いますが、これからでも遅くはないというふうに思いますので、市のほうから提案するというのはいかがでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)再質問にお答えをいたします。  まずですね、委員会の議論の中でですね、人員配置という話も当然出てきました。ただ、平日は例えば六時二十分から夕方の六時四十分、土日祝祭日は七時半から六時五分までというふうに、深夜いないわけですね。で、駅員さんの仕事というのは、券売だけということで、駅の乗降の手助けとかそういった部分も一切手を出してないし、駐車場の管理もしてないという、ただ券売をするだけという業務でございます。  で、そうなると、じゃあ深夜、夜誰もいない、電気も暗い、それじゃあ人員を本当に配置しただけで根本的な解決になるのかと。例えば、七百万年間かかって十年すれば七千万かかると。そのような多額の行政事業を投資するよりも、逆にそういった防犯対策、治安対策、そういったのをしっかりやるべきじゃないかというような意見もございます。  そこで、JRのほうにもやっぱり無人化やむなしというような形で、そのかわりしっかり駅舎周辺の防犯対策、治安対策等々をやってくれということを強く要望したところであります。  だから、市が一方的にどうこうするとか、そういったことじゃなくて、皆さんのやっぱり合意形成の中で方向性を決めていったという状況でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)しない理由をいろいろ並べますけれども、今までだって深夜いなかったんですよね。七時までしかいなかったわけですから、それも変わらないわけだし、今は三日に一回、一時間半、柳ヶ浦駅の方が来て掃除をして、発券機の回収をするということをされているのみなんですよね、人がやっていることは。  そうじゃなくて、委託契約をすれば、それはそれぞれ中山香、東中津と違いますけれども、必要な時間、長時間難しいというんだったら半日でもいい、日曜日が必要ないっていうんだったらその日は置かなくてもいいと、いろんな仕方はあると思うんですけど、それぞれの状況に応じたやり方で、やっぱり人がいるというのは全然違うというふうに思うんですね。  で、先ほど七百万かかるということ、これもよく言われるですけれども、時間が短ければもっと少なくて済んだりとか、定期券とか売り上げが上がれば、そのリベートが入ってくるわけですから、前の試算では年間百七十万円という収入もあって、この七百万というのは多分中津駅の委託料だと思うんですけど、中津駅は二駅の委託料なんですね。二つの駅の試算を、宇佐に当てはめるのは、それはおかしな議論になってしまうと思うんですけど、予算的にも可能だなというふうなこともありますので、ぜひ再度協議をしていただきたいというふうに思いますけれども。  だって、駅というのは地元の意見を聞くというのも大事なんですけれどもね、やはり宇佐市にとって、今六つある駅の中で、三カ所はもう三十年以上前に無人になってしまいましたけど、今残ってる三駅、その中の一つが無人にされて、今後どんどん無人化が進むというような状況の中で、どうやって人の交流拠点をね、活性化させていくかというのは大事な視点だというふうに思うんですね。  その辺については、きちんと市としてもリードして、提案をするべきだというふうに、市長のお考えで人を置く、置かないというのもリードするべきだというふうに考えますけれども、市長のお考えをお聞きします。 ◯議長(中島孝行君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)今石議員の再質問にお答えをいたします。  四月から豊前善光寺駅が無人となって、その通知を受けた後にどのように対応するかというところにつきましては、先ほど企画財政課長がお答えしたとおりの経緯があったということでございます。  私どもとしましては、地元の検討委員会の結果を踏まえて、JRのほうにできるだけの防犯対策等をですね、講じていただいたということであります。  だから、今の時点ではですね、今講じたいろんな措置が現実的にですね、それで十分なのか、また不十分なのか、議員がおっしゃるとおりやっぱり人を配置しなきゃいけないのか、まだその検証結果がまだ十分見えてないと思うんですよね。  だから、そこを見ながらですね、また地元と協議して、議員がおっしゃるようなことがですね、必要なのかどうかは見きわめていきたいというふうに思います。  以上でございます。
    ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)それはぜひ、地元にこういう方法があるということを提案をしていただきたいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)先ほどから言っておりますけど、本委員会がございます。で、その委員会には議員さんも入ってますし、学校関係者、警察の方、防犯協会の方等々の委員さんで構成されておりますので、当委員会の中でですね、どういった形での方向性がいいのかという部分は協議してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)じゃあ、市としては、今後人を配置することについても、十分考えていけるということで理解していいんでしょうか、再度質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(江口弘和君)当委員会の協議の結果を踏まえてですね、そういった費用対効果であったりとか、近隣駅の公平・公正性とか、そういった部分を十分吟味しながら考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)やっぱり前向きではないというようなことがうかがわれるんですけれども、やはり宇佐市の駅が無人になっていくというのは、市としても考えていくべき大事な問題だというふうに思いますので、今後も議論していきたいというふうに思います。  三項目の、教育環境の整備について再質問いたします。  エアコンの採択がされなかったということで、宇佐市は今年度小学校十三校分のエアコンの予算を組んでいましたが、今のところ実施が見送りになっているという現状です。  今回の国の概算要求に対する補助率を見ますと、三割ということで、全国的にも国の交付金が措置されていないという現状があって、なかなか厳しい状況があるというのは承知しております。  今回、当初予算でも計画していたことなので、優先順位などもつけてですね、予定をしていたということなので、予定してて校舎の構造上のこととか、位置とか周りの環境など、室温なんかも調べていますので、早急にエアコン設置をしたほうがいいというような、そういう対象もあるのではないかと思いますけれど、その辺の現状はいかがでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育総務課長の高月です。今石議員の再質問にお答えします。  先ほど、議員おっしゃられたとおり、第三次計画で、優先順位等つけて図っております。ただし、最初の回答でも申し上げたとおり、この事業につきましては交付金前提の事業でありますので、交付金が今回内示がなかったということで、見送られているような状況になっております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)交付金の補助割合が大体三割というような理解でよかったかと思いますけれども、例えば合併特例債とか有利なそういう借り入れにかえるとか、例えば別府市はですね、十年のリース契約ということで、今年から二年で小中学校、幼稚園の全てに設置するというふうにしたようです。なかなか国を待っててもいつになるかわからないというような判断だったようですけれども、さまざまなことを考えてのことなのか、宇佐市は交付されるまで、補正でつくというような可能性もあるというふうな答弁でしたので、つくと一番いいというふうに思うんですけれども、なかなかそれが実現しないときはどういうふうにしようと考えられてるのか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)今石議員の再質問にお答えします。  現状では、先ほど申し上げたとおり、補正での要求と、もし補正でつかなかった場合については来年度、二十九年度予算での要求というふうに考えておる状況です。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)一年でも早い設置を、皆さん望んでいますので、適切な学び舎の環境整備を急ぐように、有利な方法があるのかどうかというのも今後も協議をしていただきたいと思いますし、国に対してですね、十分な予算を組むように、要求をしていただきたいというふうに思います。  体育館について再質問いたします。  横山小学校、糸口小学校、高家小学校、佐田小学校の四校でございますが、同じ工法の体育館で築三十年、大変屋根のさびがひどくて、外観を見て地域の方々から余りにもひどいというふうな御意見をいただきます。  外観だけならいいんですけれども、築三十年なので、やっぱり古いということもありますけれども、耐用年数はどうなのか、あと屋根のさびの対応について伺いたいと思います。 ◯議長(中島孝行君)教育次長。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)今石議員の再質問にお答えします。  耐用年数につきましては、ちょっと済みません、はっきりここで私自身、四十年とか四十五年とか、その辺ちょっとはっきりちょっと理解しておりませんので、お答えできない状況であります。  さびにつきましては、確かに議員言われるように、屋根については赤いさびがかなり出ている状況だと思われます。ただ、回答にも申し上げたとおり、機能的にですね、雨漏り等が生じた場合については、早急に修繕等の対応を行っている状況であります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)四校に電話など、調査をしましたけれども、雨漏りや床の張りかえの修繕をしてもらって、当面教育的に支障がないという学校もございましたし、避難所にもなっているので困ると言われている地域の方もいらっしゃいました。雨漏りを繰り返して根本的な改善をしてほしいという学校もあります。  適切な教育環境となるように、きめ細かな対応を求めたいというふうに思います。  あと、一項目めの再質問をいたします。  宇佐市は、自衛隊員の募集の広報や、市長は自衛隊大分地方協力本部長との連盟にて七人の二年が任期の自衛官募集相談員の委嘱も行っています。法定受託事務ということですけれども、まず法定受託事務とは何か伺います。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。議員の再質問にお答えします。  法定受託事務につきましては、百十九条の都道府県知事及び市町村長は、自衛官の募集に関する広報宣伝を行うものと規定されていますということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)国が市町村に対して処理を委任する事務でございますけれども、上下の指揮監督関係に置くとして批判の強かった機関委任事務の廃止に伴って新設された事務区分というふうに、「知恵蔵二〇一五年」の解説の中にございます。国の事務ではなく、地方公共団体の事務であり、国と市町村という互いに独立した行政主体間の協力環境を前提として構成されているというふうにございます。  自衛隊員募集の法定受託事務を実施していない自治体が大分県に六市町村ありますが、御存じですか。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)先ほど議員言われました六市町村については把握はしてございませんが、行っているというふうには私的には認識しております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)また、砂川事件を御存じでしょうか。米軍基地の拡張計画が起こって、当時町民の家も畑もとられてしまうというときに、内閣総理大臣が収容認定をし、町長は土地の測量をするという事務を東京都知事から委任されましたけれども、憲法に違反する、町民の平和的生存権を脅かすということで反対をしました。行政の長は、みずからの判断と責任によって、市民の平和や生存権が脅かされるようなことが起こった場合は、国をも独立した主張をすることもあるということではないかというふうに思います。  市長に伺いますが、憲法の理念に反するような法律が押しつけられた場合どうされるでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。  先ほど議員さんが言われたのは、法のほうであってというふうな、私的には認識で捉えたので、お答えすることは控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)宇佐市は、自衛隊員の募集に関する一般事務を行っています。これまで、自衛隊員は、日本を守るために就職をし、災害時などでは大きな役割を出してきました。それが、今回、安保法制が施行され、日本の防衛政策が大きく変わり、自衛隊の任務も変わったというふうに考えます。  この法律が発動されれば、日本は海外で武力を使うこともあり、自衛隊は海外でとても危険な目に合う、殺し殺されるそういう可能性もあるというような、そういう法律に変わったわけで、日本自体が武力紛争の当事者となって平和安全とは全く逆の事態を招くこともあるという内容です。  自衛隊員が危機になるのではないかという本人や御家族の不安がございますけれども、どういう認識で自衛隊員を募集している、そういう一般事務を行っている市長として、そういう自衛隊の役割がどう変わるというふうに、変わらないと思っているのか、どういうふうになると思っているのか、質問をいたします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。質問にお答えします。  安保法制につきましては、国の専管事項であるというふうに考えております。募集事務につきましては、先ほど回答書にもございました自衛隊法施行令第十九条の規定に基づいて、募集事務を行っているということでございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)この法案には、憲法の専門家を初め、さまざまな分野の人々から反対の声が上がって、全国の八割が政府の説明は不十分というふうに答えていました。それを、数の力で踏みにじっての採決は民主主義を壊す暴挙であり、正当性を欠くものだというふうに思います。  市長は憲法を守るべきそういう立場の方だというふうに思いますけれども、こういう手続的なことも含めて安保法制の廃止を求めるべきだというふうに考えるものですけれども、見解を伺います。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)危機管理課長の須摩でございます。質問にお答えします。  先ほど議員に申したとおり、安保法制におきましては国の専管事項というふうに認識をしております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)安保法制は国の専管事項だから答えないという答弁に終始しているわけでございますけれども、自衛隊員の募集に携わって広報したりですね、そういう相談員の委嘱をしたりとかいうことを市長はされているので、やはり責任がある立場にあるというふうに思うんですね。  今回、法律が変わって、それに対する見解がない、国がやっていることには何でも賛成という立場なのか、意見があっても控えなければいけないのか、でも行政事務としてそういうことを行っているので、当然意見を言うべきだというふうに思いますけれども、自衛隊が今後、役割が変わっていく、もう早速秋からは駆けつけ警護とかが始まって、危険な経験もする可能性もあるというような状況の中で、今までと変わらずに自衛隊員を募集するという、そういうことでしょうか、質問いたします。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)先ほども申したとおり、安保法制につきましては国の専管事項でありますので、答弁は控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)今石靖代さん。 ◯十番(今石靖代さん)安倍政権は、憲法を変えて自衛隊の海外での武力行使を無条件に可能にしようとしています。市民の平和や生存権を守る市長として、自衛隊員の募集に関する情報提供など、責任ある市長として戦争への流れにストップをかけるよう要求いたしますが、答弁を求めます。 ◯議長(中島孝行君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(須摩政昭君)議員の質問にお答えします。  先ほどと同じとおり、国の専管事項でございますので、控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)以上で、今石靖代議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。再開は二十分といたします。十四時二十分。それで、出るときには上着を持って出てください。入るときに上着を着用して入るようお願いいたします。                 休憩 午後二時〇五分               ───────────────                 再開 午後二時二十一分 ◯議長(中島孝行君)休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。  八番 井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)皆さん、二日目のですね、最終になりましてですね、冷房のきいてない暖房の中でですね、暑い中、本当に皆さん、お疲れでございます。  そして、また傍聴に来られた方ももう少し辛抱していただいて、終わりまでよろしくお願いいたします。本日最終のですね、井本裕明です。よろしくお願いいたします。  このたびですね、熊本・大分地震で、とうといですね、生命を失われました方々に、哀悼の意をあらわすとともにですね、震災に遭われました皆様方、一日でも早いですね、復興を願うものであります。  それでは、質問のほうに入らせていただきます。  まず一点目、宇佐神宮周辺まちづくりについての一つ目、ハード整備が進む中、ソフト整備の今後の取り組みをお伺いいたします。  二つ目、百体社より西側に行く道路の拡幅についてをお尋ねいたします。  三つ目、宇佐こども園へ通園する寄藻川北側の道路拡幅の現状と今後の取り組みについてをお尋ねいたします。  二点目、地震対策についての一点目、宇佐神宮へ入る寄藻川にかかる橋の老朽対策についてをお尋ねいたします。
     二つ目、宇佐市内の老朽化した橋の現状と対策をお尋ねいたします。  三点目、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての一つ目、現状と取り組みについてをお尋ねします。  二つ目、正月の雑踏防止の現状と、今後の取り組みについてをお尋ねいたします。  以上で、私の初回の質問を終わりますが、市長を初め関係部課長の明快でかつ積極的な答弁をよろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)それでは、井本裕明議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。八番 井本議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、宇佐神宮周辺まちづくりについての一点目、ハード整備が進む中、ソフト整備の今後の取り組みについてでありますが、宇佐神宮周辺のまちづくりにつきましては、平成二十五年度より街なみ環境整備事業を導入し、これまで横町通りの無電柱化並びに道路美装化が完成するとともに、今後も小山田記念公園の整備や、勅使街道の道路美装化など、さらなるハード面の整備を進めてまいります。  あわせて、地域の歴史や文化を発信し、観光客等をもてなすソフト面の充実を図ることも大変重要であることから、現在観光情報の提供などのソフト事業が展開できる観光交流拠点施設の整備計画も進めております。  また、今年度から、宇佐神宮周辺及び四日市地区の街なみ環境整備区域内で空き家・空き店舗を活用して創業・起業する方を対象に、家賃の一部を助成する制度をスタートさせております。この制度は、市内全域を対象とした創業・起業にかかる改修費用や、設備機器の購入等に対し助成する創業・起業支援事業補助金との併用ができることとしております。  これらの制度を活用いただくことで、新たな町並みに生まれ変わろうとしている宇佐神宮周辺地域において、飲食店や小売店を初めとする創業・起業の機運が高まることを期待するものであります。  さらに、市では、二年後の国民文化祭にあわせて、東大寺サミットの誘致も働きかけており、ハード・ソフト両面から宇佐神宮駅周辺のまちづくりに取り組んでまいります。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(中島孝行君)次に、一項目めの宇佐神宮周辺のまちづくりについての二、三と、二項目めの地震対策についての二を、建設水道部長 原田雅且君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長の原田です。八番 井本議員の一般質問にお答えします。  一項目め、宇佐神宮周辺まちづくりについての二点目、百体社より西側に行く道路の拡張についてですが、現在、景観整備の観点から進めている街なみ環境整備事業では、交通の利便性向上などを目的とする道路の拡幅は国の補助要件に該当しないため、本事業で取り組むことは困難でありますが、地元自治区からの熱心な要望も受けていますので、一般の市道事業として進めたいと考えています。  次に、三点目、宇佐こども園へ通園する寄藻川北側の道路拡幅の現状と今後の取り組みはについてですが、議員御指摘の道路は、平成二十六年度に市道認定した南宇佐横断線のことと思われます。この道路の平均幅員は三・八メートルで、県道下矢部宇佐線から宇佐こども園へ通じる道路で、以前は農地内の農道でありましたが、近年では宅地開発により、交通量も増えてきております。  また、勅使街道の美装化事業に伴う工事の迂回路としても必要な路線となってまいりますので、現道の路肩を利用した離合所等による拡幅を行う予定であります。  今後、拡幅箇所や時期について、隣接者や地域の方との調整により進めてまいりたいと考えております。  続きまして、二項目め、地震対策についての二点目、宇佐市内の老朽した橋の現状と対策はについてですが、現在市道にかかる橋は七百五十一橋あります。橋梁の点検につきましては、平成二十一年度から平成二十三年度に、遠方目視による一巡目点検が終わり、三橋の補修及びかけかえが完了しています。  平成二十六年度より、国土交通省の定める点検基準が変更され、近接目視による五年間で一巡の点検となり、当市におきましても平成二十六年度から平成三十年度までに二巡目の点検を行っており、これまでに百九十三橋の点検を実施しました。  その点検結果につきましては、区分ごとに、I判定の「健全で道路橋の機能に支障が生じていない状態」が六橋、II判定の「予防保全段階で道路橋の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態」が百橋、III判定の「早期措置段階で道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずるべき状態」が八十七橋、IV判定の「緊急措置段階で、道路橋の機能に支障が生じているまたは生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずるべき状態の橋」は該当なしと判定され、緊急措置を講ずるべき橋梁はありませんでした。  今後、III判定以下は、橋梁の重要度などを含め優先順位を設定し、詳細調査及び補修などを計画的に行うとともに、引き続き残りの橋梁についても二巡目の点検を実施してまいります。以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、二項目めの地震対策についての一を、教育次長 高月晴彦君。 ◯教育次長兼教育総務課長(高月晴彦君)教育次長の高月です。八番 井本議員の一般質問にお答えします。  二項目め、地震対策についての一点目、宇佐神宮へ入る寄藻川にかかる橋の老朽化対策についてですが、宇佐神宮に参拝するための橋には呉橋から正参道へかかる神橋まで四基の橋があります。いずれの橋も宇佐神宮が建造したもので、日常的な維持管理を所有者である宇佐神宮が行っております。  このうち、白橋と呼ばれる橋は、明治四十三年に建造されたものであり、現在は車両が通行することから、重量規制等が行われています。いずれも老朽化が懸念されていることから、宇佐神宮ではこれらの全ての足について、本年耐久度の調査を実施しており、その結果については近いうちに明らかになるとのことであります。  以上で答弁終わります。 ◯議長(中島孝行君)次に、三項目の矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての一を、経済部長 山本恵太君。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。八番 井本議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての一点目、現状と今後の取り組みはについてでございますが、議員御質問のオレンジ道路につきましては、矢部地区と豊後高田市を結ぶ広域営農団地農道整備事業宇佐第二地区と思われますが、これは県が事業主体として南宇佐工区の計画延長二千メートルと、立石工区の計画延長三千四百八十メートルの総計画延長五千四百八十メートルにつきまして、事業採択を受け、事業期間が平成八年度から平成三十年度の予定で実施しています。  南宇佐工区の実施延長二千二百四十七メートルにつきましては、本川工事が完了し、のり面保護等の附帯工事を施工中とのことです。  また、広域農道から寄藻川にかかる成久橋までのとりつけ道路七百二十メートル間につきましては、測量設計業務が完了しており、平成二十九年度からの工事着手に向け、地元説明及び用地交渉等を進めていく予定とのことでございます。  立石工区は、計画延長三千四百八十メートルのうち、豊後高田市側の千四百三十メートルが完了しておりますが、国道十号までの残りの区間につきましては、関係自治区と連絡協議会を開催し、国道十号及び日豊本線との取りつけ方法につきまして検討を行う予定とのことでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)最後に、三項目めの矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての二を、総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野です。八番 井本議員の一般質問にお答えします。  三項目め、矢部地区より宇佐神宮南側を通るオレンジ道路についての二点目、正月の雑踏防止の現状と今後の取り組みはについてですが、宇佐神宮周辺における雑踏防止等については、宇佐神宮関係者、宇佐警察署、警備会社等と年末年始に雑踏防止事前会議を行い、交通整理箇所等を決め、宇佐神宮参拝者等の安全確保に努めています。  今後につきましても、関係機関と連携して、宇佐神宮周辺の交通安全対策を推進してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)順次ですね、一番から沿ってですね、再質問させていただきます。  周辺のまちづくりが進んでおる中ですね、ハード整備が進む中、ソフト整備の今後の取り組みもですね、着々とハード整備が進みですね、宇佐神宮周辺町並みがですね、変貌をしているんじゃないかなという感じがあります。  しかしながらですね、まちの活性化にはですね、ハード整備を活用したソフト面でのですね、連携もですね、不可欠じゃないかなという感じがあります。町並みを含めですね、宇佐神宮を中心とした観光振興へ資するですね、取り組みも重要じゃないかと考える中ですね、観光交流拠点施設のほうでですね、想定しているようでありますが、その内容をですね、教えていただけませんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)建設水道部長兼都市計画課長の原田でございます。八番 井本議員の再質問にお答えいたします。  神宮のそばにつくる観光交流拠点施設でございますが、これは宇佐神宮に訪れる年間百五十万人の観光客などに対し、さまざまなおもてなしができる施設を考えております。  また、地域の住民による数々の活動や、交流の場としても活用できるよう、観光と地域をテーマに人と人が交流することにより、交流の機会や質を高め、その輪を広げることによって人・もの・情報の交流が進み、観光も地域も経済も活性化する拠点施設としたいと考えております。  現在、庁内において、この整備計画を推進する庁内検討委員会を立ち上げておりますので、本年度中にはどのような施設整備にするかを決定したいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)今の説明でですね、庁内検討委員会という話が出まして、調査・研究していただいているということでありますが、どういった関係者のメンバーで進めておられるんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  これは、委員長が副市長でございまして、関係課は都市計画課、土木課、建築住宅課、それから農政課に観光まちづくり課、商工振興課等々で、ちょっと今資料を持ってないので詳しくは思い出せませんが、まあそういった課でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)庁内の有識者の面々でですね、この交流拠点の施設が自分たちのまちづくりの中でですね、でき上がればですね、本当に自分たちもですね、まちづくりをしている中でですね、PRできるですね、拠点ができて、それから観光並びにですね、いろんな分野でですね、発信ができるような形のですね、交流拠点をですね、ぜひともつくっていただきたいなということで思います。  そういった中でですね、交流拠点の私も言いましたが、最終的にどのような形のですね、交流拠点を想定しているのかを教えていただきたいなと思います。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  主に、まちづくり活動の支援・促進、観光や地域振興などに掲げるソフト事業の展開が求められていますが、具体的にはこれから先ほど申しました庁内検討委員会で決めていくということで、まだ具体的にはどのようにというまでは決定しておりません。  大ざっぱな構想としては、観光案内中心と地域のコミュニケーションが図れるような場というような構想はあるんですが、まだ庁内会議でも決定しておりませんので、ちょっとこの場での回答は差し控えさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)はい、わかりました。  そこでですね、本当に自分たちが宇佐神宮のですね、参道にはですね、会長もおられますが、仲見世会商店街がですね、あります。それでですね、設備がですね、でき上がればですね、仲見世会と統合してですね、有益なものになるような形でですね、願う次第でございます。  そして、その点についてですね、考えがありましたら教えていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)建設水道部長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(原田雅且君)お答えいたします。  仲見世商店街は、施設を検討していく上で、今議員おっしゃられましたように、どうしても重要な位置を占めておりますし、仲見世商店街とはこれからも十分連携をとって、とても有益な施設となるように計画していきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)ありがとうございます。そういった形で、交流拠点施設ができればですね、今Wi‐Fi等でですね、各自治体も地区にいけばですね、Wi‐Fiですぐ情報が見られるような形のですね、Wi‐Fiの設備等をですね、していただければ、一目瞭然ですね、宇佐神宮の参道に入った瞬間ですね、Wi‐Fiを通じて宇佐神宮の中の観光ルートもわかりですね、そしてまた宇佐神宮の参拝を終えてですね、帰る時点にはですね、宇佐の院内安心院石橋等、そしてまた安心院のブドウ等、ありますので、そういった観光のですね、案内をですね、そういったWi‐Fiを使って皆さんが、若者から年配までですね、交流できるような形のですね、設備を、私等は望むような次第でございます。  それでですね、そのような形でですね、できるかどうかの部分をちょっとお聞きしたいなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長の河野でございます。井本議員の再質問にお答えいたします。  宇佐神宮におきましては、仲見世を中心にですね、本年度観光協会のほうがですね、Wi‐Fi設置をやっていこうという方向でございます。また、宇佐神宮内についても、今観光協会のほうがちょっと神宮のほうと協議をしているということで、以前からの御質問でもあったように、Wi‐Fiの重要性は非常に認識しているとこでございますから、いろんな事業を活用しながら、市としては取り組んでいきたいという方向でございます。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)ありがとうございます。どうか前向きに捉えていただいてですね、有意義な観光案内が、できれば仲見世会がおむかえをしですね、そしてまた気持ちよく帰っていただき、そしてまたリピーターがですね、どんどん増えていくような形で、参拝客もですね、まちづくりが進む中、どんどんどんどん増えていくんじゃないかなという形で、よろしくお願いいたします。  あとですね、先ほど街なみ環境整備地区の空き家・空き店舗を活用したですね、創業・起業をする方々を対象とするですね、家賃の一部を助成する制度という部分がありましたんですが、今の活動状況あたりを教えていただければ、はい。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。井本議員の再質問にお答えいたします。  現在の状況でございますが、四月一日からスタートしておりまして、現在一店舗ですね、宇佐神宮周辺にですね、店舗を借り入れという形で実績として出ております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)白橋の手前のあの店が対象になっているお店なんですね。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)その今の場所につきましては、国道十号から入られたすぐの場所のお店になっております。今、四日市も含めてですね、お声とか質問とかですね、そういった問い合わせのほうはあるんですが、今現実の認可した部分としては、一店舗という形になっております。国道から入ったお店ということで、はい。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)私もちょっと勘違いをしておりました。済みません。  そういった部分でですね、周知のほうをですね、どのような形でですね、皆さん方にしていただけるのかなちゅう部分がありますので、それをちょっと教えていただきたいなと。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。この前の六月号でですね、広報のほうでまず創業・起業ということで、現在市のほうでは積極的に取り組んでおりますので、広報のほうでまず周知を行っております。  それとあわせてですね、現在、金融機関ともですね、連携しておりますので、現在、創業支援講座ということで、先週の木曜日から実施して、一カ月のロングランでやるんですが、その中でも皆様方に、受講者が三十一名ほどあるんですが、その方であったり、金融機関とかですね、関連機関のところに周知をですね、図って、活用いただくようにですね、現在行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。
    ◯八番(井本裕明君)どうか周知のほうをですね、して、どんどんですね、お店があらゆるところにですね、四日市から増えていくような形でしていただきたいなというふうに感じます。  それとあと、空き家と空き店舗のですね、それについての斡旋等はどんな形なんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。斡旋についてはですね、商工振興サイドとしては、空き店舗と空き家のほうの斡旋というより、補助金の、うちのほうとしては店舗を使うという契約をうちのほうに申請いただければ補助金を出すということで今やっておりますので、空き家のほう、空き店舗の斡旋というのは、うちのこの事業としては行ってはおりません。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)そうですか。行政ではもう、斡旋のほうはちょっと難しいという形になってると。そしたら、地元のですね、自分たちのまちづくりの関係の協議会があたりが、市と話し合いをして斡旋するという部分はできるんですか。 ◯議長(中島孝行君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。そうですね、斡旋というか、その事業者に対して直接まちづくり協議会であったりですね、そういったところからの御紹介というのはあれだと思うんですが、私たちの今、商工振興の事業としての中での斡旋という形は行っておりませんが、空き家については観光まちづくりとかの分で、そういった空き家バンクとか、そういった中での御紹介という形は行っているというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)わかりました。まちづくりについてはですね、まちにですね、お金が循環することによってですね、成功するんじゃないかなという感じで思いますのでですね、どうか前向きに捉えて、官民一体になってですね、まちづくりのほうも協力していただければ助かるなちゅう感じで思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  それから、先ほどですね、東大寺サミットの誘致という部分が説明されましたが、どのような可能性なんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)観光まちづくり課長。 ◯観光まちづくり課長(河野洋一君)観光まちづくり課長、河野です。再質問にお答えいたします。  東大寺サミットは、東大寺にゆかりのある市町村が一堂に会してサミットを開催するもので、今後ますますクローズアップされるであろう宇佐神宮でですね、宇佐神宮をクローズアップさせていくということで、国民文化祭とか、六郷満山の誘客キャンペーンとかが実施されますので、そういったものにあわせるような形でですね、開催地として名乗りを挙げていきたいということでございます。  これによって、文化振興や観光振興、それから神宮周辺のまちづくりに資することを狙いとして資する取り組みにつながるのではないかという考えのもとに実施しようと思っているものでございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)ありがとうございます。東大寺サミットをですね、自分たちもですね、東大寺に行ってからですね、二〇〇四年だったと思うんですが、第一回目です、させていただいてですね、本当に来た人が皆さんですね、本当感激して、東大寺を建立するときにですね、各市町村からですね、物資をいただいてですね、無事に東大寺が建立ができて完成した部分でですね、皆さん方に集まっていただいて、そういった当時を思い出しながらですね、サミットができたような気がします。  そしてまた、二〇〇四年のときはですね、参加した子供たちがですね、感想を述べていただいたときにはですね、本当皆さんですね、もう感動でですね、本当涙が出るような形でですね、発表があったもんですから、本当にいいですね、サミットで終わったんじゃないかなという感じで思いますので、どうか今回もですね、いろんな部分でまちづくりをやる中でですね、イベントが大成功に終わってですね、そしてまた、宇佐神宮と東大寺の流れを皆さん、知っていただき、そしてまたいい交流ができていってですね、知った人は宇佐神宮にも参るし、また東大寺にもですね、お参りしていただけるんじゃないかなという感じで思いますので、いい交流のできるような形のですね、サミットをしていただきたいなと思います。  日常的にですね、イベントが、三百六十五日あればですね、皆集まってきていただけるんですけど、自分たちが今東大の堀教授にですね、指導を仰いでる中で、イベントごとが年に何日あってですね、その部分が大成功で終わってもですね、三百六十五日ある中で一日一日がですね、そういった形になるようなイベントをしていったらどうかなという感じで指導も受けておりますので、どうか宇佐市の観光の顔としてですね、ますますですね、交流人口を増やしてですね、地域にお金が落ちるようにしていただいて、そしてまた宇佐市の活性化につなげていただけたら幸いかなということで、どうかよろしくお願いいたします。  それじゃ、二項目めのですね、百体社より西側に行く道路の拡幅についての部分で、街なみのほうでは拡幅整備のほうがちょっと難しいという意見だったんですが、補助要件にのらないですね、別事業の対処として何かできないでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。井本議員の再質問にお答えいたします。  先ほど、部長のほうの答弁にありましたように、十号線から百体社まではいわゆる現道のまま路面を美装化をするという事業でやるようになっております。それから、百体社から市役所のほうに上がっていく、県道のほうのところは広いところがあるんですが、百メーターぐらいちょっと狭いところがあるんですね、その部分についてはいわゆる一般のあそこは市道ですので、一般的な市道拡幅というような考え方でですね、それで補助事業というのはのりにくい部分がありますので、単独費で事業をしていかなければならないと思っています。  で、美装化事業等はいつやるのかとかですね、それから拡幅となれば用地も少し要るでしょうし、地権者の関係とか、区長さんとですね、そこ辺を相談しながら進めていきたいと、こう考えております。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)ありがとうございます。前向きに捉えていただいてですね、街なみと整備のほうと並行してですね、先行していただければ、いい道路整備ができるかなという考えもありましたので、発言させていただきました。  で、冬になるとですね、あすこの百体社の前がですね、凍ってしまって、あそこで滑ってですね、側溝にふたがないもんですからですね、落ち込んでしまってですね、そのたんびに下のスタンドの方々がですね、大勢行ってですね、引き上げているような状態が毎年ですね、あります。  そういうのも含めてですね、来た方、あそこには凶首塚と化粧井戸があります。結構ですね、見に来られる方が多いんですよね。できるだけ早く道路整備と一緒にですね、拡幅ができればありがたいと思いますので、どうか前向きによろしくお願いいたします。  それじゃ、三項目めのですね、宇佐こども園の部分でありますが、市道認定をしていただいて、前向きにしていただけるような形があるんですが、これ早々にですね、していただけたらありがたいなと思うんです。  それはもう宇佐保育園もですね、要望が上がってると思うんですが、結構ですね、園生が百三十名を超えたような形でですね、おりますので、もう保護者一人一人が車で送り迎えしてますのでですね、もう大渋滞が朝、夕方、起きております。  それで、農作業と重なったときはですね、本当にこう、農作業もできないような形がですね、反対にですね、怒られるんですよ、どけてくれちゅう形で。  だから、離合所あたりがですね、早々に数カ所できていただいて、よけられる場所がですね、数多くできたほうが皆さんも通りやすくてですね、行けるかなと思いますので、どうか前向きに区長さんらと、地元の人たちと話をしていただいてですね、前向きに離合場所を早々にですね、していただければありがたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  それで、あとですね、勅使街道の無電柱化が早々に今年度終わりぐらいからなろうかなという感じだと思いますので、そのときには勅使街道も通行どめになってですね、迂回路が必要になってます。そうした時点では、またですね、数多くの方々が通りますのでですね、それも含めてお願いしておきます。  じゃあ、あとですね、二項目めの地震対策についての部分でですね、宇佐神宮にかかる橋の白橋の件なんですが、年間ですね、宇佐神宮には百五十万ものですね、参拝客が訪れる形であります。宇佐神宮に入る橋に関しましてはですね、四橋ありますが、本当四橋を通らないとですね、宇佐神宮に参ることはできません。そして、先ほどの白橋のほうもですね、老朽化がちょっと見られてですね、トン規制もかかったような状態であります。  で、宇佐神宮は今、点検をしているという形でありましたんですが、耐久精度調査部分でですね、白橋のかけかえ等が出てくればですね、どういった形の市としての対処の方法があるかなという感じに思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。井本議員の再質問にお答えいたします。  白橋につきましては、先ほどの回答にもありましたとおり、明治四十三年に建造されたものということで、かなり老朽化が懸念されているところでございます。  今年になってから、宇佐神宮のほうがですね、耐久調査というのをやっております。で、これは近接目視及び打音検査それから触っての触診検査というのをやってるということでございまして、その結果としましては、今すぐに橋が倒壊するというようなことはないということではありますが、若干ひびが入ってたりとか、コンクリートが剥がれ落ちてたりとかですね、そういったところが散見されますので、そういったところの補習は必要であろうというような結果が出ております。  で、今後はコアを抜いて、破壊検査というのをやっていくというふうなことでございまして、これには若干の時間を要するということでございます。  で、いずれにしましても、これは宇佐神宮が建造した宇佐神宮所有の橋でございますので、例えば呉橋なんかであればですね、呉橋は県指定の有形文化財となっておりますので、これの例えば修復であったりとかということについては、県の補助金あるいは市の補助金でですね、その一部を補助するというようなことにはなりますが、白橋につきましては明治時代につくられていますけども、構造的に見ても、歴史的に見ても、文化財に値するようなものではありませんので、これはもう所有者あるいは管理者である宇佐神宮のほうでかけかえ等を行うということになればですね、そういった方法しかないかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)そしたら、異常が見つかってかけかえという部分に関しましたら、宇佐神宮が工事をし、かけかえるという形になるんですかね。 ◯議長(中島孝行君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  白橋はですね、先ほど言いましたとおり、明治四十三年に建造されているんですけど、その時点では県の費用などの補助金でですね、つくられているというような記録があります。ただ、現状ですね、これをかけかえるとなりますと、宇佐神宮の橋はいわゆる個人の橋という形になりますので、これは市あるいは県とかですね、そういった補助金でやるということについては、かなり難しいといいますか、できないんじゃないかというふうに判断しております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)わかりました。でも、昔のですね、古い地図あたりを見ましてもですね、白橋が常に載っていましてですね、話を聞くところですね、宇佐の人たちはですね、高田に行くときには、あの橋を通ってですね、宇佐神宮の大山の下に行って川沿いを行って今の十号線を通りながら高田に行っていた経緯がありましてですね、あの白橋から神宮の中を通っていく道をですね、高田道という形でですね、市民の方々がですね、言ってたような形で、本当市民がですね、常時使っている橋でもありますのでですね、前向きにちょっと神宮との話をしていただいて、いい助成がつくのであればその方向でですね、幾らか助成していただければ、宇佐神宮もですね、かけかえるのに対してですね、いいかなと。  宇佐神宮がかけかえをした場合、もう通せんよち言うたときにはもう市民も通れんごとなるんじゃないかなちゅう感じに思いますのでですね、それは宇佐神宮は言わんと思いますけど、そういった形になりかねないような状況じゃないかなと思いますので、どうか前向きにですね、宇佐神宮さんと話をしていただいて、あの道を市道認定あたりにしていただければ、可能性はないのかなと自分たちは素人ながら考えるわけなんですが、どうか前向きにですね、捉えていただいて、どちらかが補助すればですね、どちらもいいかなという感じに思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  そして、あとですね、二項目めのですね、老朽化した橋が結構ありましたですね、すぐにかけかえるとこはないんですけど、結構弱ってる橋が点々とあるみたいなんですけど、今度熊本のですね、大きな地震が来た場合ですね、橋のほうの耐久性のほうはどうなんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)土木課長。 ◯土木課長(山崎哲義君)土木課長の山崎です。再質問にお答えいたします。  古い橋はですね、いわゆる現在の耐震基準にはなっておりませんけれども、現在私たちがやっている長寿命化計画では、いわゆる高度成長期にかけた橋がもう四十歳、五十歳となってですね、古くなって、至るところにもう傷みが出てきております。で、ひび割れがあるとか、鉄筋がむき出しになっているところがあるとかいうことで、そういうものにいついて、かけかえた当時のものにいわゆる補修という形でやっております。  ですから、特に災害時に緊急輸送路などで使う道路とか、そういうものにつきましては、耐震化も含めた対応をするわけですけども、市道ではいわゆる補修という形で現在やっているところであります。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)そうですね。本当に橋がなくなればですね、本当地域をつなぐですね、ライフラインがですね、途絶えてしまいますので、さっきの白橋の件も同じなんですが、観光客並びに市民の方々がですね、大勢通る橋でもありますので、弱ってる橋からですね、どうか前向きに考えていただいて、事故が起こってもですね、最小限におさめるような形で、死亡者あたり、けが人のないような形のですね、処置をしていただければありがたいかなという感じで思いますので、どうかよろしくお願いいたします。  あとですね、雑踏防止の関係でですね、先ほど矢部からのオレンジ道路の部分でですね、宇佐神宮の南側の入り口でですね、とまっている部分はもうあのままで終わってしまうんでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。井本議員の再質問にお答えします。  今ですね、南宇佐工区につきましては、できてるところから国道十号までの約七キロなんですけども、事業としては採択されておりません。で、県営事業でやっておるんですが、これにつきましては平成十二年のですね、公共事業の抜本見直しでごっそり落とされているという経緯がございまして、県としては今採択しているところをとりあえず完成した後で、その後の関係機関との協議になるということにはなっておるんですが、現状としてはなかなかこれを引き続きやるというのは見込みとしては難しいかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)そして、あと、宇佐こども園の前までの道は三十年度までに、来年度から工事にかかってやっていただけるという部分があったんですが、それでよろしいでしょうか。 ◯議長(中島孝行君)経済部長。 ◯経済部長兼耕地課長(山本恵太君)経済部長の山本でございます。井本議員の再質問にお答えいたします。  先ほど御答弁したとおりですね、事業主体は県でございますので、今回この回答書をつくるに当たり県のほうに確認したところ、今設計は七百二十メーターぐらいあるんですけども、設計を終わっておりまして、それについて今後地元と、幅員がですね、六メーターの二車線でということを考えているらしいので、そのあたりを地元と調整しながらですね、橋を渡るところ、橋のかけかえまでを二十九年度から工事着手したいというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(中島孝行君)井本裕明君。 ◯八番(井本裕明君)ありがとうございます。その道路ができあがればですね、本当に正月あたりのですね、雑踏防止にもですね、大いに役に立つんじゃないかなという感じに思います。今、雑踏の関係で、宇佐神宮の裏の宮迫地区の方々はですね、正月の土曜日曜が四日、五日になった時点ではですね、もう本当五日間ですね、出るのに出られない状態が続いております。  だから、できればですね、宮迫を含めて、道路の幅員のですね、離合場所をですね、つくっていただいて、そしてまた先ほどのこども園からですね、北側に行く道の離合場所ができればですね、本当に宇佐神宮に来た方々がスムーズにですね、帰れるような形になりますので、どうか前向きに検討、お話をしていただいて、早々にですね、していただければ助かりますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で私の質問を終わります。 ◯議長(中島孝行君)以上で井本裕明議員の一般質問を終結いたします。  ただいま日程第一、市政一般に対する質問の途中でありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十五日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申し出がありますので、許可します。  議会事務局長 川野慎三君。 ◯議会事務局長(川野慎三君)皆様、大変暑い中、お疲れさまでございます。事務局長の川野でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、明日六月十五日の午前十時までとなっております。議案質疑は通告なしでもすることは可能でありますが、的確な説明をさせていただくために、議案に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては質疑は控えると内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上です。 ◯議長(中島孝行君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり暑い中、御苦労さまでございました。                      散会 午後三時十五分 宇佐市議会...